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crazy moon
気ままな更新日記です…(*^_^*) WJ感想は早売りです。おまけはブログ内検索してください。最新記事が最新情報です。
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バタバタって言っても、遊びに行ってただけな毎日だったりします(-人-)

日曜日は(日曜日に休みもらうのってどんだけぶり?) USJ行ってました。曇り空&たまに雨模様って感じだったんですが、ハロウィン終わり~のクリスマス前ってのもあり、めちゃすいてましたよっ!アトラクション待ちとか5分、10分とかだったりして、びっくりでした。ジョーズだけなんでか45分くらい並んだらしい(記憶あんまりない…)お友達の来岡さんに案内してもらい、満喫でした。

そして、月曜日は京都へ。
てっきり12月に行くんだと思ってた京都へ…なぜか日帰りで。12月だったよね?って確認したら、そう言えば休み合わしたよね(笑)みたいな感じで。
行きたいな~って言って行けてなかった二条城へ行ってきました。

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少しだけ紅葉もしてましたよ~!!
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いつもお昼を食べる場所は決めていくのですが、特に予約とか必要ないとこだったので、二条城を見たあとへ北エリアへGO!そして、お店がしまっていることに愕然 ☆<( ̄□ ̄;)>☆
「マジかよぉぉっ!(号泣)」 パン食べに来たんだぞ!!月曜定休とか知りませんでした。
パン屋さんの二階でゴハンできるんですよ~超おいしいんですよ。必ず、また行く!月曜日以外で。

そんなこんなで、日曜~月曜にかけて朝が早かったので撃沈して寝てました…
今日と言えば、全国チェーン店の某蕎麦屋さんへ「そば打ち体験」へ行ってきましたよ。もちろん、大人が参加するものでなくてですね。子供のためにあります……蕎麦打ち体験すると子供店長みたくなれます(笑)ずっと誘われてたんですが(食事へ行くたびに)甥っ子が気乗りしなかったのと、どうしても行く時間が合わなかったのとでお断りしてたんですね。今回は、夕方からでOKって事で一緒に行ってきました。

楽しい。…見てるだけでも楽しかった。作った蕎麦はゆでてもらって試食できます。今回、ウチの子だけだったんでね。店長さんの打った十割蕎麦も一緒にいただきましたよ。普通に、5段とかあったんですけど甥っ子と二人で食べちゃった… ε-( ̄(エ) ̄*) なんか、てんぷらの盛り合わせとかも出して頂いてRUIと甥っ子は興奮の坩堝ですよ。つか、夕飯だよね。夕飯。今夜は鍋でしたが、RUIも甥っ子もいらない~って。
お蕎麦大好きです。また食べに行こうね!ってなりました。

遊んでばっかですよね。うん、自覚あります…はい。
次回更新はENDROLLですよ、と前回も言ったような気がしますが。

WEB拍手ヒトコト返信(反転OK?)
 エンドロール~の方
「 ありがとうございますっ!どうも、シカとナルを別々に書いてるので、この二人が思いあってる事が伝わるだけで幸せです。年齢高めの大人の話なはずなんですが、どうも精神年齢はそこまで到達していないシカナルになってますね(^^ゞ 次回の話はもちょっとsストーリーが前に進むはずですので!また遊びにきてくださいね。頑張って更新します!拍手&コメありがとうございました 

拍手とか遊びに来てくれたりとか、ありがとうございます。
なのに、ちっとも更新できてなく…すみません。

今日は寒くなりましたね!
立冬なんですよ、立冬~。と言うだけの理由SS。


「 winter 」


扉を開けて吹いてきた風に思わず肩をすくめる。

「さ、寒いってばよ……」

最近、暖かい日が続いていたからだろうか?吹き抜ける風が異様に冷たく感じてしまう。ナルトが天を仰ぐと、太陽が少し昇っていて、天気もまずまず良さそうだと思える空の色。
慌てるようにして待ち合わせ場所に向かうと、すでにサクラやサイの姿があった。
今日は寒いね、なんてありきたりな会話を交わしながら任務へ向かった。

早めに終わった任務の後に、スーパーに寄り適当な食材を買いこんで外へ出ると、少しだけ久しぶりにシカマルとばたっりと会う。

「よう」
「シカマル、任務明け?」
「ああ、お前も? 今、綱手様ンとこに報告行ってきた帰り」
「今日は早く任務終わってさ……」

ナルトは少しだけ考える。シカマルも任務を終えているなら自分のアパートへ誘いたい。だけれど、彼は一人ではなかったのだ。任務明けと言うこともあるのか、顔だけは知っている下忍を連れていた。

「そんじゃ…!」

ナルトはにっこり笑ってから、軽く手を上げる。

「ナルト!」

背中を向けようとしたときにシカマルの声。

「なんだってばよ?」

困ったように笑ったシカマルの顔を見て、何か彼に迷惑をかけてしまったかと首を傾げた。

「一人で帰るなよ、ちょい待てって。俺もお前んち行くから」
「は? でも、これから飯とか行くんじゃねえの?」

ちらりと伺った連れの存在にシカマルはくすっと笑っただけ。

「そんなんじゃねえって。変な気効かすとかお前らしくねえな」

シカマルは下忍に声をかけると、彼らは軽く礼をして去って行ってしまった。二、三言だけ言葉を交わしたというだけに見える。ナルトは心配になってシカマルを見上げるが、彼は素知らぬふりを決め込んでいた。ナルトの視線に気が付いていないはずはないだろうに。

他愛もない話をしながら帰路についた。
アパートの扉を開けると後ろから、そっと抱きしめられる。
微塵もそんな雰囲気などなかったのに、背中にふんわりとぬくもりを感じてほっとする。

「シカ?」
「寒みぃな…」
「ウン、寒いってばよ。今日の朝さ、外に出て一番に思ったんだってばよ。今日は寒いなぁって」
「ま、暦の上では冬に入ったからな。よくよく考えてみりゃ、今日は立冬なんだぜ?」
「立冬……? へえ、気が付かなかった」

シカマルがよく季節の節目について知っているから、ナルトもそれに倣ってカレンダーなどで気にしている。二十四節気などは特にそうで冬至などは、奈良家でかぼちゃを食べたり柚子湯に入ったりしていた。十五夜や十三夜には月見をしたし、その時々に季節の行事をするのがナルトの楽しみでもある。

薬缶で湯を沸かし、ヨシノからわけてもらっているお茶を淹れた。
二人でお茶を飲みながら、近況などを報告しあうような会話。

「シカマルはさ、冬から何連想する?」
「冬…? 寒い」
「ストレートだって」
「んじゃ、寒い…から雪?霜、あとなんだ?」
「連想ゲームじゃねえっての!」

今年の初雪はいつだろう?
木枯らしが吹くのはいつだろう?

「寒いから、余計にシカマルに会いたくなるな……」
「なんだよ、あっためてほしいってか?」

にやりと艶めいた笑みを見せられたナルトは真っ赤になって、湯呑に口を付けた。

「おい、反論しろよ……こっちのが照れるじゃねえか」
「しないってばよ。 ばーかっ」

冬の恩恵に授かるために、シカマルはナルトの手を取る。
真っ赤になっているナルトを抱き寄せると、彼は反論もなく腕の中にすっぽりと抱かれた。

「寒みぃな」
「寒いってばよ?」

唇を寄せて、すでに身体が熱くなる感覚に身を任せる。
冬の訪れの足音が聞こえた気がした。

おわり


冬のお話書きたいです、とSSを書いていて思いました。
季節感のある話は好きですね。あんまし、季節を活かせられないんですがね。

日記書いてる間に日付が変わってしまった!!

now time 0:04



 

拍手[4回]

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思いつきと言うSS。


Innocent love 番外編

「恋文」

チョークを黒板に滑らせて。
書き終えると、黄色い声が一斉に上がる。

「静かに~っ!」

ナルトは振り返るとにっこり笑って、一応は教師の顔をした。

「今日のテーマは、恋文…簡単に言うと、ラブレターな!本当に好きな人に書いてもいいし、別に相手が見つからないっつー時は架空の人物でもいいから」

眉を顰める生徒もいれば、楽しそうにしている生徒もいる。十人十色な反応は、体は大人でも、まだまだ精神は大人へ達してない未知数の子供のそれである。

「これから配るレポート用紙に書いて、封筒も配るから~……おい、聞いてんのかって!」
「先生読むんでしょ?恥ずかしいじゃん!」
「恥ずかしくなんかないってばよ。気持ちを文章にする練習だってば」

ほら、と渡した便箋と封筒を膨れっ面で受け取る女生徒。気のないふりして、シャーペンを握る男子生徒。
ついこの間は、数日の間日記をつける課題を出した。
読書感想文よりはマシだと言われてしまったが、ナルトからすれば個性の詰まった日記を読むのが楽しかった。難しい表現を使えだとか、漢文でとか言ってる訳ではない。小学生の宿題のようだと笑われてしまったが、自分で書くと言うことに意味があると思っている。

今は、パソコンやケータイや、メールなどという便利ツールのおかげで、文章を書くと言う機会が減っていると思う。字の上手い下手は別として、人の書くものには温かいなにかが詰まっていると思うのだ。
だから、少しでもソレに触れてほしくてたまにこんな課題を提出してみる。

「宛名は書かなくていいから、差出人は書く事~」

文句の声が静まり、カリカリと鉛筆が紙を滑る音だけが教室に響く。
与えられた時間が長いのか短いのかはわからないが、ナルトからすればすぐにチャイムが鳴ったように感じてしまう。ナルトの座る教壇の上に、何枚もの封筒が重なった。

教室から出ると、すぐに声をかけられる。

「先生!」
「シカマル?どうしたんだってばよ、お前…出したよな」

シカマルの差し出した、もう一つの封筒。素直に受け取りながら首を傾げる。

「だってよ、ありゃ課題だろ? こっちはホンモノっつーやつ」

受け取ってしまったナルトは、一気に頬を真っ赤に染める。これはシカマルがしたためた、ナルトへの恋文と言うことで………

「なんだよ、先生」
「……さ、サンキュ」

恥ずかしくて堪らないからすぐに背中を向けて、足早に歩く。
恋人になって数か月。
メールや電話や。それだけの関係ではないのだけれど。
それは学校以外の話である。
教え子を恋人にしてしまったとは思わない事にしているナルトであった。まさか、学校でラブレターを年下の彼から受け取るとは思わなくて真剣に照れてしまう。

公私混同はしないと決めているけれど、頬が緩むのが止められなくて。
強がりばかりが口をつくけれど、シカマルを好きな気持ちも本物。

ドキドキが先行して、シカマルからの手紙と向き合えたのはマンションに帰りついてからだ。
夕飯を済ませ、風呂を済ませ、ベッドの上で封筒と向き合う。

「……あ、開けるぞ…うん」

緊張して封を切る。
便箋を開いて、言葉を失った。

「え……えええっ?」

数分迷って、携帯の通話ボタンを押してしまった。すぐにつながったコールに、シカマルもナルトからの連絡を待っていたのだと分かる。

『読んだ?』

「……読めねえよっ!」

『なんでだよ? ナルトってトンチきかねえタイプだっけ?』

「冗談とか、そーゆうの?」

『…違げーよ……だから、…なんつーか、こっちも照れるな』

「はあ?も、すげー緊張したのに……」

ふうっと、シカマルの短い息。鼓膜に届いた声に、ナルトは思わず終話ボタンを押してしまった。
そして、すぐに着信音が鳴り響く。
あわててナルトも電話に出る。

『普通、あそこで切るかよっ!』

「ごめ、…ちょ、……なんか焦ったってばよ」

『…引いたのかと思って、コッチも焦るっつーの』

封筒の中の便箋は、白紙。
封筒の差出人はシカマル。



だから、真っ白な紙にはあふれ出た気持ちだけが、色のないインクで記されている。

「だって、この気持ちは言葉にできない。」


ナルトは知らずと笑顔になった。

「サンキュだってばよ」

くすりと笑ったシカマルの気配。
ナルトもシカマルへいつか手紙を書こうと思った。気持ちを言葉にすることができたなら。

おわり



実を言うと、生徒×教師のInnocent~は密かに人気がある(笑)
もちろん私も好きですよ。
続きが書きたいけど、書けてない話の一つでした。

now time 23:35

拍手[4回]

昼間、ぼーっと仕事しながら小ネタを考えておりましたが、こうゆう時には小ネタの神様おりてこねえじゃん!って感じで、八方塞がりなRUIです。こんばんわっ。

今日もヘロヘロになりながら…なんとか1日を終えた訳でありますが。
以前書いたような内容の話しか思いつかず。仕込む暇も、力量もなかった訳であります。
だから、……言い訳ですが、いつも同じようなシカナルですんません。
でも、シカナルだから!!!(自慢にならんっしょ)



「イッショニイヨウ」


時々、意味もなく泣きたくなるような…
そんな不安定なココロの奥底。
意味も、理由も、この感情の源も、全部が分からないくらいに不安定。

ナルトは自然と溢れた涙を拭うことはしなかった。
目尻から溢れた涙が、頬を伝い、顎に伝い、ぽたりと膝の上に落ちても。
ぐずぐずと鼻をすすりながら、息ができないくらいに鼻が詰まってしまっても。

落ちる涙が温度を持っている。
声を上げて泣きたい。なんとなくしか、分かっていない自分の気持ちが落ち着きを取り戻すのはいつなのだろうか?一人でなんて生きていけなくて、一人でなんか生きていたくなくて。

大好きなモノも大好きなヒトもたくさん、たくさん。
なのに、胸に渦巻くスパイラルは「絶望」言う名のそれ。

パチパチと瞬き。
ぱたぱたと濡れたまつ毛が重たくて。
腫れぼったい瞼も重たい。

誰かに、助けてって言いたいけれど、何から助けてほしいのかもわからない。
くるくる回る、回り続ける螺旋を描いた出口のない厄介な問題。



でも、簡単。
とてもとても、簡単。
出口はすぐそこ。もうすぐ聞こえるはずの、彼の足音。

カチャリとドアの開いた音。振り返らないナルトは、自分の異変に気が付いて抱きしめてくれる腕を待っている。言葉はいらないから、ぬくもりだけほしくて。で
もやっぱり、「大丈夫」のヒトコトは欲しいかもしれない。

「どうした?」

優しい声と、背中から抱きしめる腕。
胸の奥がほっとした。でも、返事はしない。鼻をずるずるとすすりながら、もっと自分だけを見てほしい欲張りな感情が胸を満たす。

ナンテ、嘘。
なにか言葉を発したら、理由のない感情が口から溢れ出してしまいそう。

「大丈夫だって」

欲しい言葉をもらったら、新しい涙がこぼれた。

「泣くなよ、俺が一緒に居るだろ? やな事あったのか?どこか痛いのか?全部、言えよ」
「わか…んな………いた…ぜっ…ぶ、いたくって」

言いたくても、言葉がみつからない。
だけれど、恋人であるシカマルは優秀でナルトの気持ちをくみ取ってくれる。

「わかったわかった。落ち着くまで、こうしててやる」

ナルトの身体を回転させると、シカマルは真っ赤になっているナルトの瞳を見つめる。そして、頭を胸の中に抱え込んだ。ぽんぽんと背中を叩いて、まるで子供をあやすように。子供みたいに泣きじゃくるナルトを抱きしめる。たまにパニックを起こしてヒステリーを起こす時は、落ち着くまで抱いていてやるのが一番いい。
誰にもこの役を譲りたくない。全ての「彼」がほしいと思っている自分だから、彼のこんな一部分を知っているのは自分だけでいいと思っている。

身を預けるナルトの嗚咽がおさまるまで、ずっと抱きしめる。
たまにキスをして、指先に金糸を絡めて。大好きな青い瞳が自分を移すまで。

ずっと、いっしょにいよう。

おわり


感覚で読むシカナルSSです。苦しい言い訳してんじゃねえっ!(自分に一喝)
これでもシカナル。
同じ空間にシカとナルがいたら、シカナル成立。あったり前ですよ~!!

これから、お風呂で…
余力残ったら少しはパソの前に座り。
やっぱ無理そうだったら、また更新が伸びますね(汗)

遊びにきてくれる人がいるから、RUI頑張れますっ(拍手も嬉しいっす。サンクスです)
これって、自己満足の境地ですよね。それくらいの思いこみないとやってらんねえ。ぷぷ。
欲望を満たすのって、大変だ!!

now time 0:10

拍手[1回]

別に失恋したわけでない(古っ…)
いめちぇんいめちぇん(笑) 髪を伸ばしてんですが、辛抱たまらんくなってます。
ある一定のトコまで伸びると、あとはなかなかのはどうしてだろう。他の人見てると、羨ましいくらいに伸びるの早くて。希望的にはヒナタんくらい伸ばしたかったんですがね。十分に長くなってるとは思うんだけど、本人が気に入らないじゃしょうがないですよね。
でも、切るとしても10センチくらいかな……ショートとかボブより長いのがいいな。
明日、美容院の予約できそうなら行ってくるかもです。とか言って、また寝てたら笑えるな。

SS。


「爪先 2」


あっ…と隣を歩いているナルトが小さな声を出した。
その視線の先を見たシカマルは、短い息を吐いた。ため息とは呼べない、どこか愛想が尽きたような雰囲気を含んだそれ。

ちょろちょろと歩き回る猫。子猫なのかもしれない。片足を地面に引きずって、尻尾をぷらぷらさせている。腹の辺りからは内臓が飛び出て血が滴っていた。
猫だったもの、と呼べばいいのだろうか。

「おい、行くぞ」
「…うん」

ナルトの返事は気のないもので、シカマルは改めてため息をついたのだ。

「行かねえのかよ」
「ちょっと待っててくれってばよ、ごめん!すぐに、戻ってくる」
「あんなぁ…お前、」
「先に行っててもいいってばよ」

今にも駆け出しそうなナルトの手首をとった。
子猫だったものを見つけた時から、ナルトのとる行動なんてわかっていた。分かっていたから、眉をひそめてしまったのだ。

引きずる内臓から滴る血が地面に赤黒い道しるべを作る。
ナルトはその後ろをついて歩いた。隣にはシカマル。
暫く歩くと、冷たい塊がある。カラスにでもつつかれたのか、見るも無残な姿になっている塊は、ぬくもりを失って長い間放置されているのかハエがたかっていた。

「……大丈夫だってばよ。ほら、お前はここにいちゃいけないんだって」

ナルトの足に顔をすりつけた猫が、にゃあと鳴く。そっと手を差し出して、顎を撫ぜた。それから、背から腹、慈しむようにナルトが指先を滑らせる。体中についていた傷がみるみる内に消え、痛々しい姿が元のあるべき姿に戻っていった。それから猫を抱き上げると、ナルトは小さな言葉を吹きかけてやる。
静かに目を閉じると、腕の中から猫が光の粒子になって消えた。

シカマルは天に昇った魂の入れ物にハンカチをかけて、手を合わせた。
自分たちがやらなくても、近隣住民が保健所に連絡するかもしれない。だが、ナルトは一度かかわった事をほかっているような奴ではないのをよく知っている。

「どうすっかな……」
「悪りぃ、シカマル。オレが家に持って埋めてやるからさ」

さすがに猫の死骸を持って電車に乗る訳にはいかない。公共の乗り物は使えないなぁと考えて、ナルトと猫に視線を移した。

「どうやって帰るつもりだっての」
「歩いてかな、やっぱ」
「……歩いてかよ」

駅に向かう道で姿を見せた猫。車にでもひかれて、そのままにされたのだろう。助けを求めたのかどうかは、聞いていないからわからない。ただ、見えるナルトやシカマルに近づいてきたのは確かである。

「あのまま、ずっと……自分が死んだのも分からないままで、歩かせるの可哀相だってばよ」
「お前の言いたい事は分かってるし、責めちゃいねえ」

ナルトは、「もう大丈夫」だとあの猫に言ってやりたかっただけなのだ。
彷徨う魂を導いてやりたかっただけ。

彼は優しすぎると常々思っている。シカマルはそんなナルトは生まれた家を間違えたとも感じるのだ。
幽霊だとかお化けだとか、そんな風に揶揄されるものに関わる事を生業にした家柄。シカマルも同じ血筋の家に生まれているが、一度仕事に入ったら感情を殺す事をきつく小さなころから言い含められてきた。
つけ込まれる”隙”を与えることは、自分の生死に直接関わる。

「俺、今日バイクだから……送る。ここからなら、俺んちのが近いからウチの庭でも構わねえぞ」
「サンキュ! とりあえず、なんかコイツを入れる袋とか必要だよな。さすがにこのままじゃ……」

嬉しそうな笑顔にシカマルはきゅっと胸を締め付けられる。
ナルトの喜ぶ顔を見るのが好きだと、そう思い始めたのはいつだったのか。
好きとか嫌いとか、不確かな感情を抱く前から付き合いがあるから、気が付くのが遅かったのだが。

近くにあったコンビニに訳を話すと、ビニール袋を分けてくれた。その中に猫の躯を入れた。ありがたいことに汚れた手も、そのコンビニで洗わせてもらった。
礼を言って自動ドアをくぐると、パトカーと救急車がものすごい勢いで目の前の道を通り過ぎた。

「……事故かなんかかな?」

見上げてきたナルトにシカマルは首を傾げる事で答える。
二人して肩を並べて歩いていると、こそこそと話す声が嫌でも聞こえてくる。

「自殺らしいわよ?」
「あのビルの屋上は閉鎖してるんじゃなかった?」
「そうなのよねぇ。 でも、即死だって話よ」
「いやねえ」

ナルトは俯いて、その話を聞いている。
その頭をシカマルがぽんぽんと撫ぜた。

「死にたくねえのに消える命もありゃ、簡単に自分の命放り出す奴もいるんだ。誰でもいつか死ぬのにな。お前も俺も、いつか死ぬってのに……」
「そうだよな…」

もし与えられた寿命が最初からわかっていたら、人は発狂してしまうのではないだろうか。分からないからこそ、生きていけるのだと思う。それでも、時間を重ねると言うことは死に向かって時を刻んでいるということでもある。
今と言う瞬間にも、世界のどこかで望むことなく命を失っている者がたくさんいる。

「お前も、時々自殺願望あんじゃねえのかって心配なるけど」
「はあっ? オレはンな事しねえってばよ!!!」
「自殺行為は履いて捨てるほどある」
「いつも、迷惑……かけて、悪りぃ」

頼られる事が嬉しいのだから、迷惑だなんんて思わない。少しずつ、彼の思考の中に自分が浸食すればいいと思っている。狂気と背中合わせのような感情。知られてはいけないから、気のないふりをしているのだ。

「別に、そんな風に思っちゃいねえよ」
「それでも、ありがとだって」
「んじゃ、その言葉は受け取っとく」

納得できる理由なんていらないから、命のある間は彼のそばにいたい。
ナルトが心の隅っこでそんな事を思っているとはシカマルも知らない。ナルト自身にもその感情は不確かなまま。二人の出会いが、もっと違ったものならば、違う感情が存在していたのかも不明である。

黙ってしまったナルトの頭を、シカマルがもう一度優しく撫ぜた。

おわり


ずっと前に、爪先って話を書いててその第2弾。これを書きたいな~とか思って、裏ページ作りたいって叫んだ覚えあり(笑)まだ、そこまで行き着かない。
んで陰陽とかわからんと言ってるRUIに資料を貸してもらったんですが、書けてないので、返せてもないです。何年越しなんだよ(汗)前回の話のが、もちっと二人の関係の説明あるはず……よろしければ、ブログ内検索してみてくださいな。

拍手ありがとうございます。文追加できてよかったですな。
なんか更新できたらいいんだけど。

now time 0:56

拍手[1回]

肌寒い夜が増えてきましたね!
甥っ子に激すすめられ、なぜか一緒にSASUKE見てました(笑)食後にテレビの前にいること皆無なんで、久々な感じでしたね。
甥っ子が母親に対してはかなりのツンデレなくせに、おばさんの私にはめちゃ甘えてくる(笑)3人掛けのソファに甥っ子と私と犬と猫でひしめき合ってました。
そんな中思いついた、日常SS。
くだらなく短いの(笑)


「ぴとぴと」

夕飯を外ですませて帰宅する。
頬をかすめる空気が冷たくて、少し寒く感じる夜。
真冬ではないので、もちろん暖房器具なんで入れる訳もなく……

ナルトは軽くのんだアルコールのせいか、欠伸をかみ殺しながらシカマルの隣で座っていた。
ぽうっとしているナルトを横目で伺いながらシカマルは口元に笑みを浮かべる。

「おい、寝るんならベッド行けって」
「寝ないってばよっ!」
 

そう言いながら、半身にすりよってくるナルトが子供っぽくて可愛い。そんな事を言ったら、また怒るんだろう。肩に頭を乗せて、今にも伏せそうな瞼。

「寒みぃのか?」
「……ちょっと、かな」
 

寄りかかってきているのだからと、シカマルの腕がナルトの肩を抱き寄せる。もちろん抵抗することもなく自分の腕の中におさまる身体。眠たいのなら眠ればいいのにと真剣に思うのだけれど、たまに任務ですれ違いだとか二人の時間が取れなくなっているようなときは、こんな風にナルトが甘えてくる。

言葉にして、寂しいなんて絶対に言わないけれど。
些細な態度とか言葉とか、視線とか……全部で「構って!寂しい!」というオーラを放っていることをナルトは知っているだろうか。それが無意識でも嬉しくて、シカマルも無性にかまいたくなる。

「あったけえ…」

寄り添って触れ合う体温が愛しくて。
寒い季節も悪くないと思える、夜の出来事。

本格的に眠たくなるまで、二人で体を寄せ合おう。

おわり



一肌が気持ちよくなる季節のお話です(^^ゞ
今はパソと私の間で、駄犬が伸びて寝てます。もこもこであったかい。夏場はこれが苦痛でしたが…いまはちょい嬉しい。

ナル誕のテキストを書かないと、って取り組んでですが…進みが悪いのはなんでだー。
ずっと寝てるからだー!(反省)

拍手ありがとうございます。
糧にしとりますのでvv ホントですよ?

now time 23:14

拍手[0回]

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