crazy moon
気ままな更新日記です…(*^_^*) WJ感想は早売りです。おまけはブログ内検索してください。最新記事が最新情報です。
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意味なくSSです。
「 garden 」
ナルトがじっと庭を見ている。
とても楽しそうと言うか、穏やかな表情をしているように見えた。
「飽きねえか?」
思わず聞いてしまったシカマルに、ナルトは極上の笑みを返してくれる。
「ちっとも!」
奈良家の庭は、家の構えからは想像できないほどに奥へ広がって造園されていた。
元々広い敷地だったそこを、ヨシノの趣味も相成り少しずつ広げていったらしい。もちろん、元から植えられている植物も多いのだが、それらがうまく共存し協調しあって美しい庭を造っている。
四季折々に姿を変えるこの庭はナルトのお気に入りの一つでもあった。
シカマルからすれば、幼いころから当たり前のように目にしてきた風景の一つであり、珍しくもなんともない。ナルトと違って、それらを楽しむことがあまりないような気がする。
自分のうちの庭なのに、こうやって四季の移り変わりを楽しむようになったのはナルトと時を多く過ごすようになってからだ。
縁側では、父親や恩師と将棋をした思い出の方が色濃く残っている。
最近では、こうやってナルトと過ごす時間として時を刻んでいた。
「えっと、あの白い花の大きな木ってなんだってばよ」
「ん…?ああ、あれは夾竹桃。すげー強い花だから、夏の暑さにも負けねえし長い間花を楽しめんだ」
「そっか、キョウチクトウってんだ!」
強い毒性をもっているので虫がつかないという特性もあり、ちょうど裏側に位置する場所に大きな木となり生息している。真っ白な花の隣では、赤い夾竹桃も一緒になって咲いていた。
「それじゃあさ、あれは?」
花の盛りは終わりそうになっている、濃いピンク色の小さな花弁を指差したナルトは、わくわくするような瞳をシカマルに向けてくる。
「ありゃ、百日紅。だいぶ、花も終わりかけてんな……夏も終わりっつーことか」
「へ~そうなんだ。 真夏でも元気に咲いてる花もいっぱいあんだな~。じゃあさ……」
ナルトは一人で納得しながら、興味をひかれた植物の名前をシカマルに訪ねていく。それを答えるのも楽しいと感じてしまうシカマルは、ナルトの喜ぶ顔見たさに記憶を引っ張り出して、彼にいろいろ説明してやる。そのたびに関心したりして、瞳を丸くするナルトが子供っぽくて可愛い。
二人きりの縁側には、ヨシノの入れてくれた冷茶が盆の上にのっている。
カランと氷の溶ける音が涼を誘った。
「やっぱいいな。こんだけ大きな庭だと、シカマルも楽しめていいってばよ」
「そんなこと考えたことねえな…」
「もったいなって!」
ふふっと笑ったナルトは、優しい眼差しを庭に向けている。それをほんの少しでも自分に向けてほしいのだが、贅沢は言えないだろう。
誰も見ていないからか、隣に座っているナルトの頭がシカマルの肩にコツンと当たる。
ふわりと鼻腔をくすぐる匂いが、花の香りと同じような気がした。
まるで、誘われているような………
甘い蜜を求めてやってくる蝶。
その美しさと甘い香りに、誘われる。
抱きしめたら柔らかいだろう身体を思いながら、シカマルはくっと理性で堪える。
ナルトの楽しみを自分の欲望で穢すことは許されないような気がした。
ワンシーズンに1回は、こうやって奈良邸の庭を見にやってくるナルトは、純粋にその時間を楽しんでいるのだ。シカマルからすれば、ヨシノから夕飯に誘われて、シカクから強引に酒をすすめられたナルトが自分の部屋に泊まっていく事のほうが楽しみなのだが。
「一雨ごとに秋がやってくるな……」
夏の天気はうつろで。
いきなりの雷鳴と夕立と。
そして、雲の流れが変わり、気温がずっと過ごしやすくなってくる。
暑い暑いといった夏も、そろそろ終焉を迎える準備をし始めているのだ。
「ナルト…?」
返事のない事を不思議に思っていると、肩口にあったナルトの頭がずるりと胸元に落ちてくる。
咄嗟にその身体を抱えた。
すうすうと気持ちよさそうな寝息を立てる彼は、無防備な寝顔をさらしている。
「……ったく」
くすりと笑ったシカマルは、そっとナルトの唇を奪う。
かすめ取るように唇を合わせて、名残惜しくもう一度柔らかい口唇を味わった。
「…ん…っ」
はあっと甘い吐息を吐いたナルトの瞼が半分だけあがる。きれいな空色の瞳がシカマルだけを映し出した。
「あ、 …ごめ……寝ちまった?」
「少しだけ」
「うん、シカマル……ちょっと眠たいかも」
ぐずる子供のように顔を寄せてくるナルトは、寝ぼけているのかもしれない。
「しょうがねえな…」
すぐにくったりとした身体をシカマルは抱き上げた。本当に眠りに落ちた体はずっしりと重たい。
早々にベッドに連れていける口実を見つけたシカマルは、夢心地なナルトの気も知らずほくそ笑んだ。
少しだけ涼しい風が吹く。
ほら、もうすぐ夏が終わる。そして、二人が抱き合える口実がある寒い冬がやって来るのだ。
もう、抱きしめあう理由なんて必要ないのだけれど。
おわり
いつもの如く、タイトルには何の意味もなし。
そして思ったより長くなったことに、RUI本人のがびっくりさ!
この先は、ご自由にご想像ください。
夾竹桃も百日紅もきれいだと思うんだけどさ……散った後がすごーく大変です(T_T)
夏の話を書いてる合間に、気分転換みたく書いてみたら…このありさま。
やっぱシカナルっていいなvv
now time 2:31
「 garden 」
ナルトがじっと庭を見ている。
とても楽しそうと言うか、穏やかな表情をしているように見えた。
「飽きねえか?」
思わず聞いてしまったシカマルに、ナルトは極上の笑みを返してくれる。
「ちっとも!」
奈良家の庭は、家の構えからは想像できないほどに奥へ広がって造園されていた。
元々広い敷地だったそこを、ヨシノの趣味も相成り少しずつ広げていったらしい。もちろん、元から植えられている植物も多いのだが、それらがうまく共存し協調しあって美しい庭を造っている。
四季折々に姿を変えるこの庭はナルトのお気に入りの一つでもあった。
シカマルからすれば、幼いころから当たり前のように目にしてきた風景の一つであり、珍しくもなんともない。ナルトと違って、それらを楽しむことがあまりないような気がする。
自分のうちの庭なのに、こうやって四季の移り変わりを楽しむようになったのはナルトと時を多く過ごすようになってからだ。
縁側では、父親や恩師と将棋をした思い出の方が色濃く残っている。
最近では、こうやってナルトと過ごす時間として時を刻んでいた。
「えっと、あの白い花の大きな木ってなんだってばよ」
「ん…?ああ、あれは夾竹桃。すげー強い花だから、夏の暑さにも負けねえし長い間花を楽しめんだ」
「そっか、キョウチクトウってんだ!」
強い毒性をもっているので虫がつかないという特性もあり、ちょうど裏側に位置する場所に大きな木となり生息している。真っ白な花の隣では、赤い夾竹桃も一緒になって咲いていた。
「それじゃあさ、あれは?」
花の盛りは終わりそうになっている、濃いピンク色の小さな花弁を指差したナルトは、わくわくするような瞳をシカマルに向けてくる。
「ありゃ、百日紅。だいぶ、花も終わりかけてんな……夏も終わりっつーことか」
「へ~そうなんだ。 真夏でも元気に咲いてる花もいっぱいあんだな~。じゃあさ……」
ナルトは一人で納得しながら、興味をひかれた植物の名前をシカマルに訪ねていく。それを答えるのも楽しいと感じてしまうシカマルは、ナルトの喜ぶ顔見たさに記憶を引っ張り出して、彼にいろいろ説明してやる。そのたびに関心したりして、瞳を丸くするナルトが子供っぽくて可愛い。
二人きりの縁側には、ヨシノの入れてくれた冷茶が盆の上にのっている。
カランと氷の溶ける音が涼を誘った。
「やっぱいいな。こんだけ大きな庭だと、シカマルも楽しめていいってばよ」
「そんなこと考えたことねえな…」
「もったいなって!」
ふふっと笑ったナルトは、優しい眼差しを庭に向けている。それをほんの少しでも自分に向けてほしいのだが、贅沢は言えないだろう。
誰も見ていないからか、隣に座っているナルトの頭がシカマルの肩にコツンと当たる。
ふわりと鼻腔をくすぐる匂いが、花の香りと同じような気がした。
まるで、誘われているような………
甘い蜜を求めてやってくる蝶。
その美しさと甘い香りに、誘われる。
抱きしめたら柔らかいだろう身体を思いながら、シカマルはくっと理性で堪える。
ナルトの楽しみを自分の欲望で穢すことは許されないような気がした。
ワンシーズンに1回は、こうやって奈良邸の庭を見にやってくるナルトは、純粋にその時間を楽しんでいるのだ。シカマルからすれば、ヨシノから夕飯に誘われて、シカクから強引に酒をすすめられたナルトが自分の部屋に泊まっていく事のほうが楽しみなのだが。
「一雨ごとに秋がやってくるな……」
夏の天気はうつろで。
いきなりの雷鳴と夕立と。
そして、雲の流れが変わり、気温がずっと過ごしやすくなってくる。
暑い暑いといった夏も、そろそろ終焉を迎える準備をし始めているのだ。
「ナルト…?」
返事のない事を不思議に思っていると、肩口にあったナルトの頭がずるりと胸元に落ちてくる。
咄嗟にその身体を抱えた。
すうすうと気持ちよさそうな寝息を立てる彼は、無防備な寝顔をさらしている。
「……ったく」
くすりと笑ったシカマルは、そっとナルトの唇を奪う。
かすめ取るように唇を合わせて、名残惜しくもう一度柔らかい口唇を味わった。
「…ん…っ」
はあっと甘い吐息を吐いたナルトの瞼が半分だけあがる。きれいな空色の瞳がシカマルだけを映し出した。
「あ、 …ごめ……寝ちまった?」
「少しだけ」
「うん、シカマル……ちょっと眠たいかも」
ぐずる子供のように顔を寄せてくるナルトは、寝ぼけているのかもしれない。
「しょうがねえな…」
すぐにくったりとした身体をシカマルは抱き上げた。本当に眠りに落ちた体はずっしりと重たい。
早々にベッドに連れていける口実を見つけたシカマルは、夢心地なナルトの気も知らずほくそ笑んだ。
少しだけ涼しい風が吹く。
ほら、もうすぐ夏が終わる。そして、二人が抱き合える口実がある寒い冬がやって来るのだ。
もう、抱きしめあう理由なんて必要ないのだけれど。
おわり
いつもの如く、タイトルには何の意味もなし。
そして思ったより長くなったことに、RUI本人のがびっくりさ!
この先は、ご自由にご想像ください。
夾竹桃も百日紅もきれいだと思うんだけどさ……散った後がすごーく大変です(T_T)
夏の話を書いてる合間に、気分転換みたく書いてみたら…このありさま。
やっぱシカナルっていいなvv
now time 2:31
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もう、週末って体力限界きて、すんごい睡魔に襲われる病に……
最近は、ちょっと用事で出かけたりとかしてたり仕事でバタバタで更新が遅くなってすんませんです。
シカナルで「Position6」 アップでございます。
もうアップするだけ状態なくらい出来上がってたんですよ~という言い訳(笑)
色々と言い訳並べたいんですが(笑)
今晩は、ちゃんとアップロードまで作業しました!!
先週のアニナルはバカップルってか、もう夫婦の域にきているシカナルに踊らされ~でした。
シカクパパもラブーですvv
なんか叫びたい事いっぱいなんですが、後日に。
タイトルはいつも意味なし(笑)SS
「妄想劇場と言う名の、」
これを戦いだと、ヒトコトで済ませてしまっていいのだろうか。
「ナルト、大丈夫か?」
薄らと瞼を上げると、大好きな人の少しだけ困ったような真剣な顔つき。
「あ…、うん。なんとか……とかは強がりだけど」
「馬鹿やろー」
「ウン。 ごめん…」
ボロボロに傷ついた身体を気遣うように抱きしめられる。ふわりと宙に浮くような感覚に、皮膚に感じるぬくもり。息を吸い込めば、むせ返る緑の匂いと愛しい人の香り。
「ナルト…」
少しだけ震えていると感じる声は、気のせいだろうか。ナルトは抱きしめてくれているシカマルの背に、自分の腕を回した。
「あったけえ……オレってば、生きてる?」
「縁起でもねえこと、言うな」
「ああ…」
それは戦闘というには悲しすぎて、魂が引き合うような運命に決められていた。
「な、シカマル」
ナルトの声にシカマルは抱く腕を緩めて呟いた彼の顔を覗き込む。
「あのさ。サスケとは、一緒に死んでやる覚悟でいた。それができんのは、オレしかいねえくれーに思ってた」
ナルトの静かな告白にシカマルは静かに耳を傾けていた。
「でもさ、あいつとは……最後を一緒にってのがしょうがねえとか、それがオレの役目のような気がして……」
「あんま喋んな。傷にさわる」
「でも、これだけは言いてえの! あのさ、一緒に生きていきたいのはシカマルなんだってばよ。シカマルとオレにはずっと先の未来が存在してて、んで……二人でいてーってさ」
「ナルト……」
ナルトが浮かべるのは柔らかな笑み。
「オレは……シカマルと一緒に生きたい」
「先にプロポーズすんじゃねえよ」
「いいじゃん、それくれー……ああ、なんかチャクラもカラッケツなんだって。シカマル、少し休憩してもいい?」
「一緒に、いるから……安心して、目瞑れ」
「うん……」
まだこの先も、傷つく事があるかもしれない。
それが運命だとしても。
一緒に居たいと、生きていたいと、息を吸いたいと、共に歩みたいと唯一思った。
腕の中のぬくもりが、優しい寝息を立て始める。
おわり
アニナル見て、妄想膨らみまくりました。
サスケとは相打ちで死ぬ覚悟もナルにはあるかもしれない。
でも、一緒に生きていたいと思ってるのはシカさんにだけよね?という夢を見ました(笑)
今週は映画だぜ!!
すんごい楽しみっす。
now time 3:23
最近は、ちょっと用事で出かけたりとかしてたり仕事でバタバタで更新が遅くなってすんませんです。
シカナルで「Position6」 アップでございます。
もうアップするだけ状態なくらい出来上がってたんですよ~という言い訳(笑)
色々と言い訳並べたいんですが(笑)
今晩は、ちゃんとアップロードまで作業しました!!
先週のアニナルはバカップルってか、もう夫婦の域にきているシカナルに踊らされ~でした。
シカクパパもラブーですvv
なんか叫びたい事いっぱいなんですが、後日に。
タイトルはいつも意味なし(笑)SS
「妄想劇場と言う名の、」
これを戦いだと、ヒトコトで済ませてしまっていいのだろうか。
「ナルト、大丈夫か?」
薄らと瞼を上げると、大好きな人の少しだけ困ったような真剣な顔つき。
「あ…、うん。なんとか……とかは強がりだけど」
「馬鹿やろー」
「ウン。 ごめん…」
ボロボロに傷ついた身体を気遣うように抱きしめられる。ふわりと宙に浮くような感覚に、皮膚に感じるぬくもり。息を吸い込めば、むせ返る緑の匂いと愛しい人の香り。
「ナルト…」
少しだけ震えていると感じる声は、気のせいだろうか。ナルトは抱きしめてくれているシカマルの背に、自分の腕を回した。
「あったけえ……オレってば、生きてる?」
「縁起でもねえこと、言うな」
「ああ…」
それは戦闘というには悲しすぎて、魂が引き合うような運命に決められていた。
「な、シカマル」
ナルトの声にシカマルは抱く腕を緩めて呟いた彼の顔を覗き込む。
「あのさ。サスケとは、一緒に死んでやる覚悟でいた。それができんのは、オレしかいねえくれーに思ってた」
ナルトの静かな告白にシカマルは静かに耳を傾けていた。
「でもさ、あいつとは……最後を一緒にってのがしょうがねえとか、それがオレの役目のような気がして……」
「あんま喋んな。傷にさわる」
「でも、これだけは言いてえの! あのさ、一緒に生きていきたいのはシカマルなんだってばよ。シカマルとオレにはずっと先の未来が存在してて、んで……二人でいてーってさ」
「ナルト……」
ナルトが浮かべるのは柔らかな笑み。
「オレは……シカマルと一緒に生きたい」
「先にプロポーズすんじゃねえよ」
「いいじゃん、それくれー……ああ、なんかチャクラもカラッケツなんだって。シカマル、少し休憩してもいい?」
「一緒に、いるから……安心して、目瞑れ」
「うん……」
まだこの先も、傷つく事があるかもしれない。
それが運命だとしても。
一緒に居たいと、生きていたいと、息を吸いたいと、共に歩みたいと唯一思った。
腕の中のぬくもりが、優しい寝息を立て始める。
おわり
アニナル見て、妄想膨らみまくりました。
サスケとは相打ちで死ぬ覚悟もナルにはあるかもしれない。
でも、一緒に生きていたいと思ってるのはシカさんにだけよね?という夢を見ました(笑)
今週は映画だぜ!!
すんごい楽しみっす。
now time 3:23
去年の七夕って何してたんだろーと日記見たら、事故ってました(笑)
そうそう、忘れるとこでした。
事故記念日です。
うだるように暑かったのを覚えています。そんな中、ぼーっとレッカー来るの待ってたんだ。
いやぁ、1年って早いですね。
と言うことは去年の七夕は晴れだったんだな。事故のショックで七夕を逃してしまった事だけ覚えとります。
腰痛は引き続きなんですが、昨日よりマシ!断然いいので、日に日によくなってんだなぁと。こればっかりは日にち薬だと思ってるので、上手に付き合ってくしかないっすね(^^ゞ
「七夕」
今晩は生憎の雨である。
小さな笹の枝をもらってきたので、気分を盛り上げるべく飾り付けなどもしてみたのに……
「残念だってばよ」
大げさにため息をついて、窓を叩くほどに強い雨粒を睨みつけた。その姿を見たシカマルはくすりと笑いながらも、濡れた髪をバスタオルで拭いている。
「睨みつけても晴れねえぞ」
やみそうにもない雨は朝方から降っている。
シカマルは数日前に二人で飾った笹を見つめた。お世辞にも上手だといえない飾り。いくつかはコンビニで形になっているものを購入して飾った。それでは足りないと折り紙で作った不細工な星がいくつも追加されている。二人で書いた短冊も数枚。
「わかってるけど……」
ぶうたれたナルトは不満そうな視線をシカマルに向けながらベッドに座り込む。
「少しでもいいから雨が止んで、星が見えねえかな~って」
「ソレ無理っぽい…」
「そっかなぁ」
雲の上では瞬いているだろう星たち。
天の川を渡り、織姫と彦星もしばしの逢瀬を楽しんでいる頃だろう。人様の願い事なんかにイチイチかまっていられないというのが本音だと思うのだが。雨が降ると天の川の増水のために二人が会えないなどというが、シカマルは信じていない。雨だろうと曇りだろうと、空を覆う灰色の雲の上は晴れている。だから人間が勝手に、織姫と彦星は逢瀬はかなわないと思っているだけで、きっと二人は会っているはずだ。文献などを読み解いてもそのような記述は一切ないのだが……シカマルになりに、忙しい恋人を持つ一人の男として彦星に同情しての願望に近い希望なのかもしれなかった。もし、自分が彦星と同じ立場ならば、川の増水くらいで愛しの姫に会いに行くことを躊躇わない。年に一度許された自分の特権をふいにしてしまう程、自分はデキた人間ではないのだ。
「ナルト、俺は風呂いくからな」
雨に降られてナルトのアパートに来たのはいいが、彼はやまない雨が降る空と睨めっこだ。一応タオルを差し出されただけでもよしとしよう。
熱いシャワーをさっと浴びて、再びタオルを頭から被って部屋の中に行くと、ベッドにうずくまるようにして寝ているナルトを見つける。
「全く……ガキじゃねえんだから」
文句は口にしながらも、冷房の効いた部屋で風邪をひいてしまわないようにナルトにタオルケットをかけてやる。自分が寝るときに一緒にベッドに移動させればいい。そして、ベッドの隣にある笹にふいに目が行った。
「ん…?」
短冊はシカマルとナルトで2枚ずつ書いた覚えがある。本当はその2枚も面倒だったのだが、行事を楽しむナルトに水を差したくなくてつきあったのだ。確か4枚だったはずなのに、それは1枚増えていた。
シカマルは徐に書いた覚えのない紙きれをひっくり返す。
『来年もシカマルと一緒に七夕ができますように』
きれいだと言えないナルトの文字。それでも一生懸命に書いたことは分かる。いつの間に願い事を足したのだろうか。いきなり愛しいという感情が胸に溢れた。たやすく自分の心を鷲掴みにする恋人は夢の中……
それでも抱きしめてキスがしたい。自分と同じ時を過ごしたいと思ってくれる事に嬉しくて堪らない。
「ナルト…」
くったりした身体を抱えて、そっと定位置に寝かせる。
ゆっくりと上がった瞼の奥から、とろんとした青い瞳。
「あ、ごめ……寝てた?」
「ああ」
ナルトの手がシカマルの頬を撫ぜた。
「シカマル、髪…濡れてるってばよ?」
「別に風邪ひくような気候じゃねえよ」
「うん…」
まだ半分夢の中にいる恋人に唇を寄せる。
触れるだけの細胞が熱くなったのを感じた。薄らと開いた唇の間から舌を忍び込ませて、絡ませる。
「ん…っ」
水分を含んでいるシカマルの髪にナルトの指が絡まった。
ナルトの唇を味わいながら、やっぱり…とシカマルは思うのだ。
ひと時も離れたくない恋人との年に1回の逢瀬を彦星がふってしまう訳がない。橋が架からなくとも、小さな小舟で海のように荒れる川へ飛び出していくのだろう。
自分ならそうする。
一度、恋に狂った者にしかわからない感情は止められることがないのだ。
「シカ…っ…ん…っ」
そして、ナルトの願いをかなえてやるのは織姫でも彦星でもなく自分。
甘い身体を啄み、震えるナルトを抱き寄せながら、それでも雲が晴れることも切に願う。
「ナルト、愛してる」
うつつになっているナルトの瞳から、生理的な涙が一筋零れた。
おわり
7日中にアップするの無理な、七夕小話でした。
少ししか過ぎてないからいいよね!とか自分言い訳。
ホントに雨って残念ですよね。七夕って梅雨明けしてない時期だから、雨が多くてもしょうがないのかな。
それにしても、全国的に大荒れの天気っすね。
皆様の住む地域は大丈夫っすか?自然災害とか…
now time 0:13
そうそう、忘れるとこでした。
事故記念日です。
うだるように暑かったのを覚えています。そんな中、ぼーっとレッカー来るの待ってたんだ。
いやぁ、1年って早いですね。
と言うことは去年の七夕は晴れだったんだな。事故のショックで七夕を逃してしまった事だけ覚えとります。
腰痛は引き続きなんですが、昨日よりマシ!断然いいので、日に日によくなってんだなぁと。こればっかりは日にち薬だと思ってるので、上手に付き合ってくしかないっすね(^^ゞ
「七夕」
今晩は生憎の雨である。
小さな笹の枝をもらってきたので、気分を盛り上げるべく飾り付けなどもしてみたのに……
「残念だってばよ」
大げさにため息をついて、窓を叩くほどに強い雨粒を睨みつけた。その姿を見たシカマルはくすりと笑いながらも、濡れた髪をバスタオルで拭いている。
「睨みつけても晴れねえぞ」
やみそうにもない雨は朝方から降っている。
シカマルは数日前に二人で飾った笹を見つめた。お世辞にも上手だといえない飾り。いくつかはコンビニで形になっているものを購入して飾った。それでは足りないと折り紙で作った不細工な星がいくつも追加されている。二人で書いた短冊も数枚。
「わかってるけど……」
ぶうたれたナルトは不満そうな視線をシカマルに向けながらベッドに座り込む。
「少しでもいいから雨が止んで、星が見えねえかな~って」
「ソレ無理っぽい…」
「そっかなぁ」
雲の上では瞬いているだろう星たち。
天の川を渡り、織姫と彦星もしばしの逢瀬を楽しんでいる頃だろう。人様の願い事なんかにイチイチかまっていられないというのが本音だと思うのだが。雨が降ると天の川の増水のために二人が会えないなどというが、シカマルは信じていない。雨だろうと曇りだろうと、空を覆う灰色の雲の上は晴れている。だから人間が勝手に、織姫と彦星は逢瀬はかなわないと思っているだけで、きっと二人は会っているはずだ。文献などを読み解いてもそのような記述は一切ないのだが……シカマルになりに、忙しい恋人を持つ一人の男として彦星に同情しての願望に近い希望なのかもしれなかった。もし、自分が彦星と同じ立場ならば、川の増水くらいで愛しの姫に会いに行くことを躊躇わない。年に一度許された自分の特権をふいにしてしまう程、自分はデキた人間ではないのだ。
「ナルト、俺は風呂いくからな」
雨に降られてナルトのアパートに来たのはいいが、彼はやまない雨が降る空と睨めっこだ。一応タオルを差し出されただけでもよしとしよう。
熱いシャワーをさっと浴びて、再びタオルを頭から被って部屋の中に行くと、ベッドにうずくまるようにして寝ているナルトを見つける。
「全く……ガキじゃねえんだから」
文句は口にしながらも、冷房の効いた部屋で風邪をひいてしまわないようにナルトにタオルケットをかけてやる。自分が寝るときに一緒にベッドに移動させればいい。そして、ベッドの隣にある笹にふいに目が行った。
「ん…?」
短冊はシカマルとナルトで2枚ずつ書いた覚えがある。本当はその2枚も面倒だったのだが、行事を楽しむナルトに水を差したくなくてつきあったのだ。確か4枚だったはずなのに、それは1枚増えていた。
シカマルは徐に書いた覚えのない紙きれをひっくり返す。
『来年もシカマルと一緒に七夕ができますように』
きれいだと言えないナルトの文字。それでも一生懸命に書いたことは分かる。いつの間に願い事を足したのだろうか。いきなり愛しいという感情が胸に溢れた。たやすく自分の心を鷲掴みにする恋人は夢の中……
それでも抱きしめてキスがしたい。自分と同じ時を過ごしたいと思ってくれる事に嬉しくて堪らない。
「ナルト…」
くったりした身体を抱えて、そっと定位置に寝かせる。
ゆっくりと上がった瞼の奥から、とろんとした青い瞳。
「あ、ごめ……寝てた?」
「ああ」
ナルトの手がシカマルの頬を撫ぜた。
「シカマル、髪…濡れてるってばよ?」
「別に風邪ひくような気候じゃねえよ」
「うん…」
まだ半分夢の中にいる恋人に唇を寄せる。
触れるだけの細胞が熱くなったのを感じた。薄らと開いた唇の間から舌を忍び込ませて、絡ませる。
「ん…っ」
水分を含んでいるシカマルの髪にナルトの指が絡まった。
ナルトの唇を味わいながら、やっぱり…とシカマルは思うのだ。
ひと時も離れたくない恋人との年に1回の逢瀬を彦星がふってしまう訳がない。橋が架からなくとも、小さな小舟で海のように荒れる川へ飛び出していくのだろう。
自分ならそうする。
一度、恋に狂った者にしかわからない感情は止められることがないのだ。
「シカ…っ…ん…っ」
そして、ナルトの願いをかなえてやるのは織姫でも彦星でもなく自分。
甘い身体を啄み、震えるナルトを抱き寄せながら、それでも雲が晴れることも切に願う。
「ナルト、愛してる」
うつつになっているナルトの瞳から、生理的な涙が一筋零れた。
おわり
7日中にアップするの無理な、七夕小話でした。
少ししか過ぎてないからいいよね!とか自分言い訳。
ホントに雨って残念ですよね。七夕って梅雨明けしてない時期だから、雨が多くてもしょうがないのかな。
それにしても、全国的に大荒れの天気っすね。
皆様の住む地域は大丈夫っすか?自然災害とか…
now time 0:13
天気悪くて洗濯物乾かなくて、家の中が超じめじめです…
そんな中、台風接近!!って勘弁してよ~(最近の口癖/笑)ってな感じっす。
それが温帯低気圧に変わったって言われても、雨風きついのかわんないじゃん!!とか思ってます。
日曜日の昼間はこれでもかってくらい雨がじゃんじゃか降りました。
明けて夜中ですが、風吹いてます…&雨。
台風一過やってくるかな?予報は昼くらいまでよろしくないみたいですが……orz
予定ではあと2週間くらいは忙しいです。
毎日、もう倒れるかも…とか思いながら栄養ドリンクとお友達になっとります。
そんな中でサイトの方もちっともこられなくて(パソ立ち上げてないので…)
知らない間にキリ番きてたー!!
すみませんすみません…こんな管理人で。
拍手ヒトコト返信(反転OK?)
恭子さん
「 色そろうと嬉しいですよね(笑)ぞろ目とかも嬉しいですよね!でもウチって変な数字がキリ番ですみません。魔法少年物語はますます読む気が起きません…もしかしたら、読まないまま終わってしまうかもしれません。でも、あの切ないセリフ読みたさに読むかもしれないですね。親世代大好きですv 」
こったんさま
「 いっぱいメッセありがとうございます!!すごい嬉しいですっ!感謝感謝です。キリ番発生した時点でメールでお知らせ機能ってのを使ってんですが、来なかったので安心してました(笑)たいしたアクションが起こる訳ではないですよ~。キリ番ゲットした方へのお知らせみたいなページにジャンプする事になっとるんですが…うまくいきませんでしたか(^^ゞ 携帯未対応なアナログなサイトですので申し訳ないです。携帯からだと拍手できないとかは知ってたんですが。自分の知識ではどうにもできないので放置でしたorz もしかしたら、メルフォも使えないんでしょうか?日記の拍手メッセは管理人しか読むことができないので、お手数をかけますがメアド教えていただいてよろしいでしょうか。こちらからの連絡方法が…すみません(汗)お知らページをまとめたみたいなのを送らせていただきます。けっこう、大したことない内容なんですが。ちゃんとチェックするように気を付けます!うちのキリ番だけでそんなに喜んで頂けて恐縮です///// ちょっとお待たせしちゃうことになりますがよろしくお願いします 」
あの変な数字、55547(モトはGO×3シカナルvって意味です!バカ丸出し)をゲットのこったんさまより連絡いただきました。ありがとうございます。それと返信が遅くなってしまってごめんなさいです。
これで、キリリク3つたまったからね!正しくは4.5くらいあるんだけど…内緒です。
↓シカナル前提だけど…ナルトとネジの話です。
「嫌いになれない理由」
「ネジ、なにやってんだってばよ?」
いきなり覗きこまれてびっくりしてしまった。
ほんの僅かな間、自分の手の中にあるものに集中していたのは本当なのだが。ナルトの気配に気が付けないでいた自分自身にかなりのショックを受けてしまう。
「むーっとして、すっげー怖い顔してさ。ナニ睨みつけてんだって……」
ナルトの視線がネジの見つめているモノに向けられる。
「もしかして、食いもん?」
「……多分な」
「へ~…なら、どうして睨みつけてんだってばよ」
「お前には関係ないだろ?」
少し強めの口調に少しだけしゅんとしたように見える金色の旋毛。
ついつい素っ気ない受け答えになってしまうのは自分の短所だ。それだけで、印象が変わるんだとリーにも苦笑された事がある。
それに、こんな風に「いかにも落ち込みました」みたいな態度を見ていると、すごく悪い事をしているように感じてしまうのはどうしてなのだろうか?
「ナルト。お前、甘いものは好きか?」
ナルトに対してどうしてか罪悪感を感じてしまっているネジは、思わず優しく(自分なりに)声をかけてしまう。
「好きだけど…?」
子供が拗ねたように、視線を合わそうとしない彼にため息が出る。
「それなら、俺の代わりにこれを食べないか?」
ナルトの前に差し出したピンク色の包み。ナルトはそれとネジを交互に見つめて首を傾げる。
「なんでくれるんだってばよ」
「甘いものは好きじゃない……だからと言って捨てるわけにもいかないだろう。俺は苦手だが、お前は好きなんだろ?それなら、おいしく食べることのできるお前が食う方がいい」
尤もらしくまくしたてると、きょとんとしたナルトに乱暴に包みを渡した。
「へっ?!」
そのいきなりの行動にナルトは素っ頓狂な声を上げる。
「ちょ、…いきなりなんだって」
「これは、お願いだ」
「お願い…?」
「そう、俺は頼んでいる」
「そっか…なら、一緒に食うってばよ!」
ネジは怒鳴りたい気持ちをくっと堪える。…と言うか、喉まで出かかっていた罵声を理性で抑えた。
苦手だからナルトに渡した菓子を一緒に食べようと言うのは嫌がらせにしか思えない。ナルトの機嫌を取る必要もないのに、結果そうしている自分にも嫌気がさしているのだが。
「あ、これクッキーだって。超うまそう」
ふんわりとした甘い香りにネジは眉を顰める。甘くて、もさもさとした触感のクッキーを見ただけでうんざりだ。
「座って食おうぜ?缶ジュースくらいおごるってばよ」
そして、したくもないのにティータイムに陥ってしまった。
ネジは話す必要もないのに、このクッキーをもらった経緯を話す羽目になる。ただ一緒に任務についた後輩にもらっただけの事なのだが、ナルトはその話を楽しそうに聞きながらクッキーを咀嚼していく。
「これくれた子はネジの事が好きなんだな」
「…好き?」
「好きじゃなくちゃくれねえだろ、こうゆうの」
「……どうしてそうなるんだ?」
「ネジって鈍感だよなー」
「お前にだけは言われたくない!!」
軽口が叩けてしまうのも、イマイチ掛け合わない会話も楽しくないと言い切れない自分がいる。
ネジはむっと口を歪めながら、ナルトの買ってきた缶のお茶に口をつけた。
一口飲んで、割といける味だと思い缶のラベルをじっと見つめた。
「それ、缶にしたらおいしいと思わねえ?」
「そうだな。味が深い…」
「ネジってうるさそうだもんな。それってば、シカマルも気に入ってんだってばよ」
「シカマルが…?」
微妙に好みがかぶっていることが何だか悔しい。それは、ネジですら一目置いてしまう男がいけ好かないからだ。認めているからこそ、好きではない。
「ネジってたまにシカマルに似てるとこあんよなぁ?」
「ないっ!!あいつと一緒にするなっ」
「なんだってばよ、いきなり怒りだして?」
「別に…怒ってなんか……」
完全にペースを乱されている。
それに気が付いて深いため息をついてしまった。
「ネジ?」
頭を抱えたい気分を仕舞い込みながら、ちらりとナルトを伺う。
「お前の事は嫌いになれないな……」
思わず口からでた本音。
ナルトは意味が分からず眉をひそめている。
「ネジ、意味が分かんねえよ?」
「わからなくていいから、とりあえず食べたらどうだ?」
まともな会話をするのも疲れてしまった。
もともとナルトとは「会話」が成立しているのかも不明だ。
好きという意味は、仲間として。信頼している同じ木の葉の忍として。
嫌いになれない理由は、好きにならないための御託を並べているに過ぎない。
そして、きっとその事をナルトは知る由もないだろう。だけれど、妙に鋭い彼の恋人は自分の心を見透かすかもしれない。
ネジは自分自身の浅はかさに失笑する。……あるないを考えるより、ナルトがシカマルに余計なことを言わないように画策する必要があるだろう。
「ま、お前の口に戸をたてようなんて…無理な話か」
ネジの独り言に首を傾げたナルトは、肩をすくめてクッキーを食べ始める。
もくもくと食べ続け、ピンクの包み紙をくしゃっと畳んだ。
「ごちそーさんだってばよ!今度奢るから、一楽のラーメン食いにいかねえ?」
「それは、本当にお前のおごりだろうな?」
「……その信じてねえって感じの言い方がネジっぽい」
ナルトはけらけらと笑いだすと、手を振ってさっさと背中を向けてしまう。
見送るように背中を見つめて、もう一度ため息。
「本当に嫌いになれない奴だ…」
ネジはふっと笑って、目を閉じた。
これ以上の感情はナルトを苦しめることになる事が分かっている。
だから蓋をしてなにもなかったように付き合うことができるのだ。
これ以上好きになれないけれど、嫌いにもなれない。
その一番の理由は、永遠の秘密。
おわり
また、訳のわからんのを書いてしまいました!
最近の傾向ですね!
どんだけか前に、ナルトの事を可愛いと思うのってシカマルだけだってふと思ったんです。つか、みんなから可愛い可愛いされるキャラではないので(ウチのナルトは/笑)
でも、そこでいや待てよ…ウチのネジは結構ナルのこと可愛いと思ってるかもしれない!!てなとこからこの話は生まれました。いや、ぼうっと考えてたんでなかなか形にできませんでした。今も形になってるか不明です。
もっと、厳しくてきゃんきゃん言ってるネジ兄さんのが好きなんだけど…ちょっとうまく書けなかったです。悔しいですが。
日記を書き始めて、お風呂入ったりとかSS書いたりとかしてしまいアップするのに3時間とかかかってんですが(汗)たまには、サイトは停滞してるけど日記くらいは潤いたいです!
来週は命の洗濯に出かける予定なので、それまで乗り切りたいです~
サイトに遊びに来てくれる皆様に心からの感謝をv
でも、SSがシカナルでなくごめんなさいです。
now time 3:14
そんな中、台風接近!!って勘弁してよ~(最近の口癖/笑)ってな感じっす。
それが温帯低気圧に変わったって言われても、雨風きついのかわんないじゃん!!とか思ってます。
日曜日の昼間はこれでもかってくらい雨がじゃんじゃか降りました。
明けて夜中ですが、風吹いてます…&雨。
台風一過やってくるかな?予報は昼くらいまでよろしくないみたいですが……orz
予定ではあと2週間くらいは忙しいです。
毎日、もう倒れるかも…とか思いながら栄養ドリンクとお友達になっとります。
そんな中でサイトの方もちっともこられなくて(パソ立ち上げてないので…)
知らない間にキリ番きてたー!!
すみませんすみません…こんな管理人で。
拍手ヒトコト返信(反転OK?)
恭子さん
「 色そろうと嬉しいですよね(笑)ぞろ目とかも嬉しいですよね!でもウチって変な数字がキリ番ですみません。魔法少年物語はますます読む気が起きません…もしかしたら、読まないまま終わってしまうかもしれません。でも、あの切ないセリフ読みたさに読むかもしれないですね。親世代大好きですv 」
こったんさま
「 いっぱいメッセありがとうございます!!すごい嬉しいですっ!感謝感謝です。キリ番発生した時点でメールでお知らせ機能ってのを使ってんですが、来なかったので安心してました(笑)たいしたアクションが起こる訳ではないですよ~。キリ番ゲットした方へのお知らせみたいなページにジャンプする事になっとるんですが…うまくいきませんでしたか(^^ゞ 携帯未対応なアナログなサイトですので申し訳ないです。携帯からだと拍手できないとかは知ってたんですが。自分の知識ではどうにもできないので放置でしたorz もしかしたら、メルフォも使えないんでしょうか?日記の拍手メッセは管理人しか読むことができないので、お手数をかけますがメアド教えていただいてよろしいでしょうか。こちらからの連絡方法が…すみません(汗)お知らページをまとめたみたいなのを送らせていただきます。けっこう、大したことない内容なんですが。ちゃんとチェックするように気を付けます!うちのキリ番だけでそんなに喜んで頂けて恐縮です///// ちょっとお待たせしちゃうことになりますがよろしくお願いします 」
あの変な数字、55547(モトはGO×3シカナルvって意味です!バカ丸出し)をゲットのこったんさまより連絡いただきました。ありがとうございます。それと返信が遅くなってしまってごめんなさいです。
これで、キリリク3つたまったからね!正しくは4.5くらいあるんだけど…内緒です。
↓シカナル前提だけど…ナルトとネジの話です。
「嫌いになれない理由」
「ネジ、なにやってんだってばよ?」
いきなり覗きこまれてびっくりしてしまった。
ほんの僅かな間、自分の手の中にあるものに集中していたのは本当なのだが。ナルトの気配に気が付けないでいた自分自身にかなりのショックを受けてしまう。
「むーっとして、すっげー怖い顔してさ。ナニ睨みつけてんだって……」
ナルトの視線がネジの見つめているモノに向けられる。
「もしかして、食いもん?」
「……多分な」
「へ~…なら、どうして睨みつけてんだってばよ」
「お前には関係ないだろ?」
少し強めの口調に少しだけしゅんとしたように見える金色の旋毛。
ついつい素っ気ない受け答えになってしまうのは自分の短所だ。それだけで、印象が変わるんだとリーにも苦笑された事がある。
それに、こんな風に「いかにも落ち込みました」みたいな態度を見ていると、すごく悪い事をしているように感じてしまうのはどうしてなのだろうか?
「ナルト。お前、甘いものは好きか?」
ナルトに対してどうしてか罪悪感を感じてしまっているネジは、思わず優しく(自分なりに)声をかけてしまう。
「好きだけど…?」
子供が拗ねたように、視線を合わそうとしない彼にため息が出る。
「それなら、俺の代わりにこれを食べないか?」
ナルトの前に差し出したピンク色の包み。ナルトはそれとネジを交互に見つめて首を傾げる。
「なんでくれるんだってばよ」
「甘いものは好きじゃない……だからと言って捨てるわけにもいかないだろう。俺は苦手だが、お前は好きなんだろ?それなら、おいしく食べることのできるお前が食う方がいい」
尤もらしくまくしたてると、きょとんとしたナルトに乱暴に包みを渡した。
「へっ?!」
そのいきなりの行動にナルトは素っ頓狂な声を上げる。
「ちょ、…いきなりなんだって」
「これは、お願いだ」
「お願い…?」
「そう、俺は頼んでいる」
「そっか…なら、一緒に食うってばよ!」
ネジは怒鳴りたい気持ちをくっと堪える。…と言うか、喉まで出かかっていた罵声を理性で抑えた。
苦手だからナルトに渡した菓子を一緒に食べようと言うのは嫌がらせにしか思えない。ナルトの機嫌を取る必要もないのに、結果そうしている自分にも嫌気がさしているのだが。
「あ、これクッキーだって。超うまそう」
ふんわりとした甘い香りにネジは眉を顰める。甘くて、もさもさとした触感のクッキーを見ただけでうんざりだ。
「座って食おうぜ?缶ジュースくらいおごるってばよ」
そして、したくもないのにティータイムに陥ってしまった。
ネジは話す必要もないのに、このクッキーをもらった経緯を話す羽目になる。ただ一緒に任務についた後輩にもらっただけの事なのだが、ナルトはその話を楽しそうに聞きながらクッキーを咀嚼していく。
「これくれた子はネジの事が好きなんだな」
「…好き?」
「好きじゃなくちゃくれねえだろ、こうゆうの」
「……どうしてそうなるんだ?」
「ネジって鈍感だよなー」
「お前にだけは言われたくない!!」
軽口が叩けてしまうのも、イマイチ掛け合わない会話も楽しくないと言い切れない自分がいる。
ネジはむっと口を歪めながら、ナルトの買ってきた缶のお茶に口をつけた。
一口飲んで、割といける味だと思い缶のラベルをじっと見つめた。
「それ、缶にしたらおいしいと思わねえ?」
「そうだな。味が深い…」
「ネジってうるさそうだもんな。それってば、シカマルも気に入ってんだってばよ」
「シカマルが…?」
微妙に好みがかぶっていることが何だか悔しい。それは、ネジですら一目置いてしまう男がいけ好かないからだ。認めているからこそ、好きではない。
「ネジってたまにシカマルに似てるとこあんよなぁ?」
「ないっ!!あいつと一緒にするなっ」
「なんだってばよ、いきなり怒りだして?」
「別に…怒ってなんか……」
完全にペースを乱されている。
それに気が付いて深いため息をついてしまった。
「ネジ?」
頭を抱えたい気分を仕舞い込みながら、ちらりとナルトを伺う。
「お前の事は嫌いになれないな……」
思わず口からでた本音。
ナルトは意味が分からず眉をひそめている。
「ネジ、意味が分かんねえよ?」
「わからなくていいから、とりあえず食べたらどうだ?」
まともな会話をするのも疲れてしまった。
もともとナルトとは「会話」が成立しているのかも不明だ。
好きという意味は、仲間として。信頼している同じ木の葉の忍として。
嫌いになれない理由は、好きにならないための御託を並べているに過ぎない。
そして、きっとその事をナルトは知る由もないだろう。だけれど、妙に鋭い彼の恋人は自分の心を見透かすかもしれない。
ネジは自分自身の浅はかさに失笑する。……あるないを考えるより、ナルトがシカマルに余計なことを言わないように画策する必要があるだろう。
「ま、お前の口に戸をたてようなんて…無理な話か」
ネジの独り言に首を傾げたナルトは、肩をすくめてクッキーを食べ始める。
もくもくと食べ続け、ピンクの包み紙をくしゃっと畳んだ。
「ごちそーさんだってばよ!今度奢るから、一楽のラーメン食いにいかねえ?」
「それは、本当にお前のおごりだろうな?」
「……その信じてねえって感じの言い方がネジっぽい」
ナルトはけらけらと笑いだすと、手を振ってさっさと背中を向けてしまう。
見送るように背中を見つめて、もう一度ため息。
「本当に嫌いになれない奴だ…」
ネジはふっと笑って、目を閉じた。
これ以上の感情はナルトを苦しめることになる事が分かっている。
だから蓋をしてなにもなかったように付き合うことができるのだ。
これ以上好きになれないけれど、嫌いにもなれない。
その一番の理由は、永遠の秘密。
おわり
また、訳のわからんのを書いてしまいました!
最近の傾向ですね!
どんだけか前に、ナルトの事を可愛いと思うのってシカマルだけだってふと思ったんです。つか、みんなから可愛い可愛いされるキャラではないので(ウチのナルトは/笑)
でも、そこでいや待てよ…ウチのネジは結構ナルのこと可愛いと思ってるかもしれない!!てなとこからこの話は生まれました。いや、ぼうっと考えてたんでなかなか形にできませんでした。今も形になってるか不明です。
もっと、厳しくてきゃんきゃん言ってるネジ兄さんのが好きなんだけど…ちょっとうまく書けなかったです。悔しいですが。
日記を書き始めて、お風呂入ったりとかSS書いたりとかしてしまいアップするのに3時間とかかかってんですが(汗)たまには、サイトは停滞してるけど日記くらいは潤いたいです!
来週は命の洗濯に出かける予定なので、それまで乗り切りたいです~
サイトに遊びに来てくれる皆様に心からの感謝をv
でも、SSがシカナルでなくごめんなさいです。
now time 3:14
今日は晴れじゃなかったのかな。いや、雨が降ってないから晴れっちゃ晴れ?
雨雲におおわれてた感はあるけど。
昨夜は強風&大雨でした。嵐のような夜で。降り始めはそんな事なかったんだけど、夜中に頑張ってしまった雨雲さんにお疲れさん。
そしてそして昨夜。
またくだらないシカナルを思いついたのであります(日常茶飯事…)
話ってか場面みたいな。
思いついたらウズウズしてしまいましたよ(笑)でも、ワンシーン的な曖昧な…というシカナル。日記SSにしちゃおうかな~なんて友人に呟いたら、楽しみにしてるみたいな返事だったので。
んで、なんだよ!ってツッコミはナッシンでv
前置き長いですが、そんな訳でSS書くことになりました~
シチュエーチョンとかそうゆうのは度外視にして読んでください。意味なく、シカとナルがいるくらいのシカナルです。
「カウンター」
勢いよく開いた扉。
その音にシカマルはそちらへ視線を向ける。吸い込んだ紫煙を吐き出しながらだったものだから、それが彼に向いてしまった。
その彼も慌ててドアを開けて、息を切らしていたもんだからシカマルの吐いた煙を吸ってしまったらしくゴホゴホと咳込んだ。
「あ、すんません。大丈夫っすかね……」
ケホケホやりがら、彼は頷く。それでも苦しそうに咳込む姿に心底悪い事をしてしまったような気になる。一応、この場所は喫煙所だしタバコを吸うことをはばかることもないのだが、壁にもたれて盛大に咳込まれては、こちらも恐縮してしまう。
「だ、大丈夫…」
暗がりの路地。
顔を上げた彼を見て、シカマルは「あ…」と心の中で声を上げた。
それは彼も同じだったらしく、シカマルの姿を見て瞳を丸くしている。
「さっきの、バーテン…」
「ども」
バイトでバーテンダーをしている。
その店に彼がやってきたのは、シカマルの上がる直前だった。会社の先輩だと思われる男に連れてこられた、これまた童顔の男。酒が飲める年齢なのか怪しいとも思ってしまったくらいである。
「髪の毛結んでないから、一瞬別人かと思ったってばよ」
少し後ろを気にしながらも人懐っこい笑顔を見せた彼は、再び壁にもたれた。
「逃げてきたってトコっすかね」
「へっ!?」
大きくなった瞳の色はきれいな空色。
「普通に会社言ってて金髪でいいってことは、ラフな仕事?」
「あ~…これ地毛だって。目も…カラコンじゃねえし」
「酒も飲んでいい年?」
「あったりまえだって!!オレは未成年じゃねえーし。ちょっと実年齢より若く見られちまうだけなの!れっきとした23才」
「あ、タメじゃん」
シカマルは軽口をたたきながらも内心では驚いている。自分と同い年には見えない彼の風貌に。
「アンタ、連れの男に口説かれてたんじゃねえの?」
「は?…なんで、そうなるんだってばよ」
「距離感?」
男からは親密になりたいという私欲が見て取れたし、分かりやすいカクテルのチョイスに笑えてしまった。きっと酒に酔わせてナントヤラの展開に持っていきたいのがバレバレだ。
よく女に使うような手口を野郎にしている事には驚くが、この仕事も何年か続けてくると慣れてくる。そうゆう恋愛の形もあるのだと、カウンターの向こう側は別世界だと割り切れるようにもなった。
「アンタさ…」
「あんたじゃねえってばよ!渦巻ナルトっていう名前があんだって」
「悪りぃ…、俺は奈良シカマル」
見ず知らずの相手に自己紹介している。
たった一度だけ会っただけの相手。しかも、バイト先にたまたま訪れた客。
シカマルは少しだけ不思議な感覚に陥る。
「いいの、戻らなくて」
「うん…戻りたくねえってか…その、さ」
「やっぱり口説かれててたってクチだな?」
「そんなんじゃねえけど、オレってば酒あんま強くねえから……」
アルコール度数の高いもので、しかも口当たりのいいものを進めていた。ジュース感覚で飲める酒に、気が付いた時には飲まれているという当たり前の結果になっただろう。
「ノンアルコールにしときゃいいのに」
「そんなん知らねえし…」
「野郎に好かれるなんてご愁傷様っちゅうやつだな」
フィルタまで焦げたタバコを灰皿の中に押し付けた。
ゆっくりとバイト後の喫煙タイムだったのだが、それももう終わり。
そして、帰宅するだけしか用事のないシカマルはこの場所にとどまる意味もない。
「じゃ」
「お…おい!帰るのか?」
「バイト終わったんだって。そりゃ、帰る」
「……店通らなくて、外へ出てーんだけど」
直訳すると、逃げ出したい。シカマルは肩をすくめた。
「俺にどうしろって?」
「どうもこうも、頼んでんじゃん」
「…そっか?」
耳に届いた革靴がフロアにあたる音。シカマルはうつむいたナルトをじっと見つめて、その手を取った。そして、銀色のドアノブを捻る。
「わっ…」
「静かにしろって」
真っ暗な空間に連れ込まれたナルトは、扉の向こう側で自分を呼ぶ先輩の声を聞いた。
「俺には男を好きになる男の気持ちなんてわかんねぇけど」
「オレだってわかんねえってばよっ!」
「声、大きい。いくらここが関係者入口だからって開けられちゃおしまいだぜ?」
「あ、ごめ…」
しゅんと沈む声色。
ほんの少しだけ言葉を交わして、名前を知って。
それ以外のバックグラウンドはお互いに何も知らない。
それでも、今という瞬間を共有している。
「うまく言えねえけど…」
「なにが?」
暗闇でも目が慣れてくれば、お互いを目視できる空間。
シカマルは金色の髪と青い瞳を思い出す。暗闇やライトの下でない彼の瞳の色はどんな色なんだろうか。
「誰かを好きになる事に理屈もなにも関係ねーのかもしれねえな?」
「……それって、先輩の事言ってんのかってばよ」
「違げーし」
「は?」
「俺の話」
シカマルはしっかりと絞められたナルトのネクタイを引っ張る。
「ちょ、苦しいって……」
そして、顔を上げたナルトの唇に自分のそれを寄せた。
「……え?」
触れた唇が発する音が震えている。
ナルトの頬にシカマルの髪がさらりと落ちた。
理屈なんて必要なくて、すべての理由は後付けで。
そんな出会いもあってもいいかもしれない。こんなに世界は広いんだから。
おわり
ナルトは会社員、シカマルは大学の院生で。バイトしてる。バーテンダー。だって、シェーカー持ってるシカって絶対にカッコいいからね!!てか、お酒絡みの話だったんで、そんだけの理由?
ネクタイ引っ張ってキスするってのが書きたかったんですよ、お嬢さん。
いつか、清書したいです(笑)
意味分からん話ですんません。
now time 18:00
雨雲におおわれてた感はあるけど。
昨夜は強風&大雨でした。嵐のような夜で。降り始めはそんな事なかったんだけど、夜中に頑張ってしまった雨雲さんにお疲れさん。
そしてそして昨夜。
またくだらないシカナルを思いついたのであります(日常茶飯事…)
話ってか場面みたいな。
思いついたらウズウズしてしまいましたよ(笑)でも、ワンシーン的な曖昧な…というシカナル。日記SSにしちゃおうかな~なんて友人に呟いたら、楽しみにしてるみたいな返事だったので。
んで、なんだよ!ってツッコミはナッシンでv
前置き長いですが、そんな訳でSS書くことになりました~
シチュエーチョンとかそうゆうのは度外視にして読んでください。意味なく、シカとナルがいるくらいのシカナルです。
「カウンター」
勢いよく開いた扉。
その音にシカマルはそちらへ視線を向ける。吸い込んだ紫煙を吐き出しながらだったものだから、それが彼に向いてしまった。
その彼も慌ててドアを開けて、息を切らしていたもんだからシカマルの吐いた煙を吸ってしまったらしくゴホゴホと咳込んだ。
「あ、すんません。大丈夫っすかね……」
ケホケホやりがら、彼は頷く。それでも苦しそうに咳込む姿に心底悪い事をしてしまったような気になる。一応、この場所は喫煙所だしタバコを吸うことをはばかることもないのだが、壁にもたれて盛大に咳込まれては、こちらも恐縮してしまう。
「だ、大丈夫…」
暗がりの路地。
顔を上げた彼を見て、シカマルは「あ…」と心の中で声を上げた。
それは彼も同じだったらしく、シカマルの姿を見て瞳を丸くしている。
「さっきの、バーテン…」
「ども」
バイトでバーテンダーをしている。
その店に彼がやってきたのは、シカマルの上がる直前だった。会社の先輩だと思われる男に連れてこられた、これまた童顔の男。酒が飲める年齢なのか怪しいとも思ってしまったくらいである。
「髪の毛結んでないから、一瞬別人かと思ったってばよ」
少し後ろを気にしながらも人懐っこい笑顔を見せた彼は、再び壁にもたれた。
「逃げてきたってトコっすかね」
「へっ!?」
大きくなった瞳の色はきれいな空色。
「普通に会社言ってて金髪でいいってことは、ラフな仕事?」
「あ~…これ地毛だって。目も…カラコンじゃねえし」
「酒も飲んでいい年?」
「あったりまえだって!!オレは未成年じゃねえーし。ちょっと実年齢より若く見られちまうだけなの!れっきとした23才」
「あ、タメじゃん」
シカマルは軽口をたたきながらも内心では驚いている。自分と同い年には見えない彼の風貌に。
「アンタ、連れの男に口説かれてたんじゃねえの?」
「は?…なんで、そうなるんだってばよ」
「距離感?」
男からは親密になりたいという私欲が見て取れたし、分かりやすいカクテルのチョイスに笑えてしまった。きっと酒に酔わせてナントヤラの展開に持っていきたいのがバレバレだ。
よく女に使うような手口を野郎にしている事には驚くが、この仕事も何年か続けてくると慣れてくる。そうゆう恋愛の形もあるのだと、カウンターの向こう側は別世界だと割り切れるようにもなった。
「アンタさ…」
「あんたじゃねえってばよ!渦巻ナルトっていう名前があんだって」
「悪りぃ…、俺は奈良シカマル」
見ず知らずの相手に自己紹介している。
たった一度だけ会っただけの相手。しかも、バイト先にたまたま訪れた客。
シカマルは少しだけ不思議な感覚に陥る。
「いいの、戻らなくて」
「うん…戻りたくねえってか…その、さ」
「やっぱり口説かれててたってクチだな?」
「そんなんじゃねえけど、オレってば酒あんま強くねえから……」
アルコール度数の高いもので、しかも口当たりのいいものを進めていた。ジュース感覚で飲める酒に、気が付いた時には飲まれているという当たり前の結果になっただろう。
「ノンアルコールにしときゃいいのに」
「そんなん知らねえし…」
「野郎に好かれるなんてご愁傷様っちゅうやつだな」
フィルタまで焦げたタバコを灰皿の中に押し付けた。
ゆっくりとバイト後の喫煙タイムだったのだが、それももう終わり。
そして、帰宅するだけしか用事のないシカマルはこの場所にとどまる意味もない。
「じゃ」
「お…おい!帰るのか?」
「バイト終わったんだって。そりゃ、帰る」
「……店通らなくて、外へ出てーんだけど」
直訳すると、逃げ出したい。シカマルは肩をすくめた。
「俺にどうしろって?」
「どうもこうも、頼んでんじゃん」
「…そっか?」
耳に届いた革靴がフロアにあたる音。シカマルはうつむいたナルトをじっと見つめて、その手を取った。そして、銀色のドアノブを捻る。
「わっ…」
「静かにしろって」
真っ暗な空間に連れ込まれたナルトは、扉の向こう側で自分を呼ぶ先輩の声を聞いた。
「俺には男を好きになる男の気持ちなんてわかんねぇけど」
「オレだってわかんねえってばよっ!」
「声、大きい。いくらここが関係者入口だからって開けられちゃおしまいだぜ?」
「あ、ごめ…」
しゅんと沈む声色。
ほんの少しだけ言葉を交わして、名前を知って。
それ以外のバックグラウンドはお互いに何も知らない。
それでも、今という瞬間を共有している。
「うまく言えねえけど…」
「なにが?」
暗闇でも目が慣れてくれば、お互いを目視できる空間。
シカマルは金色の髪と青い瞳を思い出す。暗闇やライトの下でない彼の瞳の色はどんな色なんだろうか。
「誰かを好きになる事に理屈もなにも関係ねーのかもしれねえな?」
「……それって、先輩の事言ってんのかってばよ」
「違げーし」
「は?」
「俺の話」
シカマルはしっかりと絞められたナルトのネクタイを引っ張る。
「ちょ、苦しいって……」
そして、顔を上げたナルトの唇に自分のそれを寄せた。
「……え?」
触れた唇が発する音が震えている。
ナルトの頬にシカマルの髪がさらりと落ちた。
理屈なんて必要なくて、すべての理由は後付けで。
そんな出会いもあってもいいかもしれない。こんなに世界は広いんだから。
おわり
ナルトは会社員、シカマルは大学の院生で。バイトしてる。バーテンダー。だって、シェーカー持ってるシカって絶対にカッコいいからね!!てか、お酒絡みの話だったんで、そんだけの理由?
ネクタイ引っ張ってキスするってのが書きたかったんですよ、お嬢さん。
いつか、清書したいです(笑)
意味分からん話ですんません。
now time 18:00
