忍者ブログ
crazy moon
気ままな更新日記です…(*^_^*) WJ感想は早売りです。おまけはブログ内検索してください。最新記事が最新情報です。
 8 |  9 |  10 |  11 |  12 |  13 |  14 |  15 |  16 |  17 |  18 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

朝はテンション低いです。
だって、朝だもん(笑) しばらく、ぼうっとしないと動けないのですよ。
動いてもたらたらノロノロしか無理…本人必死に動いてますけどね。
多分、亀並みだと思います。

「Reset」

朝日に向かってぼうっとしている。
ベランダにでて、歯磨きをしているのだが…太陽が眩しい。

「うう~…ねむひゃい…」

歯ブラシを動かす手は軽快な……とは言えない。寝ぼけ眼でいつもの行動をしていると言うだけだ。

「ひゃむい…」

冬の足音が聞こえてきている。太陽は上がっているというのに、外気温は低くて。

「ナルト~」

後ろから自分を呼ぶ声が聞こえて、振り返った。

「なんだってばよ?」
「寒みぃなら、わざわざベランダで歯磨きする事ねえじゃん」

ナルトは裸足で部屋の中に入って、口をゆすぐと歯ブラシを所定の場所にしまう。口元をタオルで拭いながら、ベッドに腰掛けているシカマルの隣にすり寄った。

「あったけぇ…」
「人の話聞いてんのか?」
「うん、聞いてるってばよ!」

シカマルはナルトの身体を抱き寄せる。

「だって、やっぱ…なんてえか、歯磨きはベランダって決まってんだもん」
「変な自分ルールだな?」
「変?だって、小さい頃からだし」
「ふ~ん、習慣みたいなもんだな?」
「あ、ソレソレ」

ナルトのパジャマは着崩れている。起きた時はほとんど裸の状態だったのだ。
それはシカマルも同様で。
眠たそうに起き上がったナルトは、いそいそとパジャマに着替えてベランダに向かって行ったのだ。
その為にパジャマのボタンが掛け間違えられている。
鎖骨あたりには昨夜の名残が、赤い印となって残っている。それを見て、シカマルはにんまりと笑った。
なるべく衣服から見えない場所につけるキスマーク。
ギリギリだったりすると、ナルトは少しむくれて睨んできたりする。その様が可愛くてしょうがない。

「寒くても暑くても、ベランダで歯磨きしねえと起きた気がしねえんだよなぁ…」

ナルトはぽつぽつと話しだす。シカマルがやらしい想像をしているとは夢にも思っていないだろう。

「今日が始まるぞ~ってか。…分かる?」
「ん?気分的にはな」

シカマルは昨夜の余韻に浸っているのだ。
それでも、朝は来て何もなかったように始まる「今日」という日々。
今夜の楽しみは、今夜の為にとっておこう。

「じゃ、改めて…おはようさん、ナルト」

シカマルはかすめるようになるとに唇を重ねた。

おわり


歯磨きしてる時に不意に思いついたバカ小話。
書かないと忘れるじゃないですか!
あ、時間ない(焦)

now time 8:29

拍手[0回]

PR
とりあえず、ハロウィンなので(笑)
SSなど!
現代版シカナルです。


「無題」

「だり~ぃ…」

机の上に突っ伏して、ヒトコト。
右手に握られたシャープペンシルをとんとんと机に打ちつけていたナルトは、シカマルの後頭部をパシパシと叩いた。

「シカマル~…全然、わかんねぇよ?」

ちっとも焦っていないような声で言われると、シカマルの中の疲労感が増す。一つの机を挟んで向かい合わさって座っているのだが、その小さい机の上にはテキストとノートが所狭しと並んで(散らかって)いた。

「あのなぁ…同じ説明を何回したらお前は理解できんの?」
「…わかるまで」
「もう一つ聞くけどよ……分かる気ぃあんのかよ」
「え~と、努力してんだけど?」

シカマルは深い深い溜息をついた。
その溜息を聞いたナルトは申し訳なさそうに眉をひそめる。重ねた手の甲の上に顎を乗せていたシカマルは、見上げたナルトの表情が曇った事に、心の中で溜息をついた。

「悪りぃ。俺の教え方がよくねえんだな」
「ンな事ねえってば!シカマルの教え方はめちゃうまいと思うし」

ナルトの表情はころころと、まるで百面相のように変わる。それを見ていたシカマルがくすりと笑った。
ここは、学校の教室。
放課後である今はクラスメイトは誰もいない。ナルトは出された課題の提出を忘れて居残りをさせられているのだ。それに付き合う羽目になってしまったのは、彼の友人兼恋人である奈良シカマルである。
窓からは夕焼けの赤い日が入ってきている。太陽が沈みかかっているのだろう。すぐに夜がやってきてしまう。
シカマルはどうしたものかと考えた。さっさと課題を終わらせて、ついでに提出してから「お持ち帰り」しようとしていたのに、目の前の課題は進まないのだ。ほとんどと言ってもいい。費やした時間に釣り合わないと言った方が正しいのかもしれない。

「どうすっかな…」
「シカマル?」
「このままじゃ夜が明けるぜ?今日提出すんのは諦めて、週明けにでも提出するって事にするか」
「うん…ごめん」

課題の答えを教えるのは簡単だ。ただ空白になっているページを埋めていけばいいのだから。手っ取り早く課題を終わらせる一つの手段。だけれど、本人の為にならない事は確かである。復習としての課題をクリアできなかったら、次のステップへは進めない。シカマルなりにも考え、ナルトの意思も尊重して真面目に課題に取り組む事に決めたのだ。決めたまでは良かったのだが……
一人一人とクラスメイトの姿は消え、二人きりになっても一向に終わりが見えない。

「帰ろうぜ、ナルト。明日は休みだし、みっちり教えてやるからよ」
「了解だってばよ!」

てきぱきと荷物をしまうナルトをぼうっと見つめながら、伏せられた瞳にかかるまつ毛が意外と長い事に気がつく。シカマルの視線に気がついたのか顔を上げたナルトがニカっと笑った。

「完了!」
「…おう」

校門を出て、のらりくらりと歩く。他愛のない話をしながらバカみたいに笑い合ったり、今日の夕飯は何だろうかと真剣に考えてみたり。
二人の通う高校は私立であり、完全週休2日制ではない。今日が土曜日だと気がついたのは、電車が満員でなかったからだ。そして、明日は待望の日曜日。久し振りにナルトが奈良家にお泊りをする日なのである。

「文化の日だっけ?火曜日が祝日ならさ~月曜日も休みで、3連休とかになればよかったのになぁ…」
「祝日までガッコにならねえだけマシ。去年は、球技大会重ねやがってせっかくの休みが台無しだったじゃねえかよ」
「そっか。今年は月曜日だから、次が休みで良かったってば!」

シカマルは心の中で「よくねぇし…」と呟いた。月曜日が球技大会と言う事は、日曜日にナルトの身体に負担がかかる行為はできないと言う事だ。今日と言う日があるが、お持ち帰りしたのはナルトだけでなく課題も一緒だったりもする。教えると言った手前、答えをまる写しする作戦は使えない。
難しい顔をして黙ってしまったシカマルをナルトは不思議な気持ちで見つめる。何かを真剣に考えている策士の顔つき。

「シカマル。どうしたんだってば?」
「ん?……ああ、なんでもねえ」

そう答えながら二人が通り過ぎたケーキ屋の前にはでかいかぼちゃのお化けの人形。

「あ、そういうことか…」
「何がそうゆうことなんだってばよ?」

勝手に難しい顔して、勝手に納得したシカマルにナルトは首を傾げる。

「ナルト、問題」
「問題?」
「Trick or treat?」
「とりがなんだって?」
「質問っつうのか?よく考えて和訳しろよ」
「えええええ!今日の課題は数学だってばよ?なんで英語になってんだってばっ!」

焦るナルトに、ほくそ笑むシカマル。
もちろんナルトに意味が分かるはずもなく、夜になったら「悪戯」されたことは言うまでもない。
ナルトがシカマルの言葉を訳せたのは(と言うかサクラに聞くのは)、それから2日後の朝の出来事である。

おわり


楽しくなったので、いつか清書します。長くなっちゃった(笑)
頭の中に、楽しいスクールライフを過ごすシカナルがvv
ハロウィン気分をちょっとだけ味わう(^^ゞ

なんですかね、現状のまま11月突入ですか?10月中のいつかに終わるはずだった、シカナル誕生祭がおわりません!!

now time 22:15

拍手[0回]

なんか~すっごい目が痛いのですよねぇ
やっぱ、眼科いかなくちゃいけないのかなぁ。
ブルーベリーのサプリとってんのに、意味なし?
は~……


「幼馴染~いのシカちょう!~」


目の前の幼馴染は、にこやかな笑みをたたえている。

「ね~ね、どうかな?イイ感じ?」

シカマルの口元がぴくりと反応する。
その隣ではチョウジが苦笑を浮かべた。
月に数回繰り返される内に、恒例行事と化したこの時間。
さすがのシカマルとチョウジも慣れたものである。

「か…完璧じゃねえの?なぁ、チョウジ」
「うん。いの、可愛いよ~…ね、シカマル」

いのの顔がぱあっと明るくなる。

「そっかなぁ? どうしよ~今日こそお持ち帰りされちゃうかもよ。シカマル~チョウジ~ィ、いのちゃん口説くなら今がチャンスってやつだぞ」

にしっと笑ったいのの顔はハンターそのもの。
お持ち帰り云々より、本人にハナからその気がないのならどうしようもない問題なのではないかと、二人はいのに胡乱な眼差しを向ける。

「わたし、今日こそいい男ゲットしてくるからね~!!」
「おう、頑張れよ~、いの!」

シカマルとチョウジに笑顔付きで手を振ったいのは、ご機嫌で背中を向けた。彼女の姿が見えなくなるまで、張り付けた様な笑みをシカマルもチョウジも崩す事はない。もし、彼女が振り返り辟易な顔つきの二人を見たら、火山噴火間違いなしなのだ。…というか、同じ過ちは二度と繰り返すまいと、遠い昔決めたのだけれど。

そして、いのの姿が視界から消えるとチョウジが大げさに溜息をつく。

「息が詰まるよ…シカマル」
「そりゃ、お前血圧だけは気をつけとけよ。いきなり、心臓が止まるかもしんねぇぞ」
「……そう思うならさ、シカマル頭いいんだから、この状況をどうにかしてよ」
「お前の血圧が正常値に達したら考えてやる」
「あのさ…いのの射るような視線に心臓がバクバクなんだよ。血圧関係ないし!」

心底疲れたようなチョウジの姿に、シカマルがくすりと笑う。
世の中の婚活ブームに乗り、合コンを繰り返すいのは戦う女そのものだ。

「あいつの場合さ。問題アリなんだよ」

戦場にには向かうが、最初っから戦う気のない女。
その場の雰囲気をなんとなく楽しんでいるだけのように見える。

「ま、俺に言わせりゃ…もうこの際、誰だろうが関係ねえ感じなんだよな」
「いのってサイの事気に入ってるじゃん。サイじゃだめなのかなぁ…?」

眼差しが雰囲気が、里から抜けた初恋の相手に似ているから気になっているだけの事。
シカマルもチョウジもそんな事、分かっていた。
出会いの場を求めるように合コンに参加する彼女は「私の良さを分かるオトコなんていないのよね~…」とか、いっぱいダメだしを抱えながら、シカマルとチョウジをファミレスに誘い出すのだ。

「女は分からねえよ。いのにしろ、サクラにしろ……いつまで思い続ける気なのか」
「それに巻き込まれるボクたちは、いい迷惑だよねぇ」
「キッパリさっぱりあいつがキリつけるまで、しょうがねえだろ?」
「しょうがないから、それまでは付き合う?…シカマル」
「しょうがねえよなぁ……幼馴染なんだからよ」

肩をすくめたシカマルは、ぽんとチョウジの肩を叩く。

「な、チョウジ。あいつがいき遅れたら、お前がもらってやれよ」
「ってゆうか、なんでシカマルが早々に戦線離脱するんだよっ!」
「そりゃ、お前。……お前はフリーだろ?フリー。いのは気はきついがいい女だぜ?」
「さり気に自分にはナルトが居るとかのオチだろ?それって、ノロケだよ?」
「しゃーねえ、これもホントの事だからよ」
「ボクにだって、好みも選ぶ権利もあるって!」
「あんな女、早々いねえぞ?」
「その言葉、全部返すよ」

3日後の夕日が見える頃、ファミレスの喫煙席でいのの話を延々と聞くシカマルとチョウジの姿があったのである。

おわり


くだらね~けど、息抜き(笑)
10班大好きなんです~。友人に、シカナル以外はノーマルだよねぇと言われた事がある。
ええ、女の子好きですよ。ノーマル好きですよ(笑)
ナルトには女の子キャラ少ないからなぁ。

now time 17:21



拍手[1回]

毎日、なにしてんですか? と聞かれたら……一応パソコンには向かってますと答えられます(笑)
今はですね~「GAME」完結にむけて、いそいそと。頭の中で構想はできあがってんですがね~。なんですか、それが反映されない(笑) ま、自分の限界にぶち当たってんじゃねえのか?と真剣に思う日々です。
書いては消して~…書きなおして…という作業の繰り返し?
頑張ってるつもりではいるのですが(泣きごとです/笑) 結果でないとね。
自分でも満足できないんだ~~~。叫ばせてください!

えっと、アンケート参加して頂けた皆様&コメントくれた方々!
感謝です。
当初予定は10人くらい反応してくれたら嬉しいな(*^_^*)くらいだったので。
達成点低い(笑)
本人予想以上に参加していただけて嬉しいですvv
まだ期間ありますので、よろしくです~。

WEB拍手ヒトコト返信(反転して読んでください)
9/12 1:06 ふくはなさま
「 お返事遅くなってごめんなさいです。シカマルを男前だと褒められて、かなりテンションあがりました!ナルトがかわいいのは(笑)シカマル限定~!ナルトも男の子なので、オトコマエに書きたいんですが。少しでも、ハッピーな気持ちになって頂けたら嬉しいです(*^_^*) 秋の気配なので、夏の溶けた毎日よりガシガシとシカナル頑張ります。 これからもよろしくです~。拍手ありがとうございました 

更新したい~と叫び続けて数日(笑)
できてねえじゃんよ! 反省~

こんな時に限って、サスケとナルトの話を書きたくなったりね……カップリングとかじゃなくてすよ?
なんか、本誌に影響されてる?ふと、思いつき?

んで、キリリク終わったら、放置プレイ作品完結狙ってたのでうが、無理みたいです。
「無理しなくてもいいですよ~」という励ましメールとかもらって、「そうだよね!」って勝手に納得。
自分基準のご都合主義(笑)

WJ感想は、改めて。
来週は金曜日に手に入るそうです。おっちゃんが教えてくれたから。ウキウキ!

SS シカナルにあらず?前提ですが…ナルトとサスケの話。注意妄想劇場です。


「光と影」

カタリとした物音に、起き上っていたサスケが顔をあげる。

「…誰だ?」

ここに来る者は限られている。だが、一応問うてしまうのは視力が落ちているせいで、確認できないことからきている。

「悪りぃってば、オレ」
「ナルトか…」

布団の上に座ったサスケの口元に少し笑みが浮かんだ。

「メシ、食ってんのか?」
「ああ…サクラが届けてくれているんだ」
「うん、知ってる」

サクラの中で、サスケに対する気持ちは「仲間」とか「同士」の枠を超えている。
サスケの漆黒の瞳は、僅かな光を認知できる程に視力が落ちており、日々の生活に支障をきたしているのが現実だ。

「どうしたんだ?」
「ん?あ……なんてえか、ま…顔見に来たんだってばよ」

敷かれた布団の脇に腰を下ろしたナルトは、じっとサスケを見つめた。
冷たい雰囲気は払拭されて、自分が知っている穏やかな表情を浮かべるまでになった。

「俺みたいな、抜け忍にかかわると、お前の立場が……」
「ンなこと、カンケーねえよ。オレはオレ!サスケは、オレの大切な友達だから」

ナルトの科白に自嘲するような笑みを見せるサスケ。

「身体の調子は……どうなんだってばよ?」
「さあな」

曖昧な返事を返したサスケだが、自分の身体は一番自分が知っている。以前に比べ、体力もなく本調子でないことは確かだ。医療忍者であるサクラもそれは分かっているだろう。

「サスケはオレの仲間だから」

木の葉の里の外れにぽつりと建てられた屋敷にサスケは療養という形で身を置いている。
木の葉の抜け忍になり、暁という組織に一時的にもかかわったサスケは、特別な計らいで木の葉隠れの里で保護されていた。
復讐に、憎しみに、様々な思いの中で自分を見失っていた数年間。

「ナルト」
「ん…?」

サスケの手がすっと伸びると、ナルトの頬に当てられた。掌で頬をさすり、指先で顔の輪郭をなぞるように動く。

「最近は、視力がめっきり落ちててな……お前の顔もわかんねえよ」

そう言ったサスケがナルトの顔を確認するように、辿る。

「そっか…」

ナルトはそれ以上口にできない。サスケのさせたいようにさせて、じっと彼を見つめた。

「でも、思ったより元気そうで安心したってばよ」

サスケの指が、ナルトの唇に触れる。躊躇したような指先がすっと離れる。

「お前は、オレのライバルなんだから……気弱になるなんて似合わねえってば!」

ナルトの言葉に、サスケがくすりと笑う。

「ライバル…か」

二人は、闘う事が運命だったのか、向き合う事が宿命だったのか、共鳴し合うように相対してきた。

「これから寒くなるし…」
「そうだな。木の葉にも冬がやってくるな…」

この数年間、サスケの中の時間は止まったままだった。季節がいくつ廻ろうとも。過去に捕われ、色々なものに翻弄されきた毎日。それでも、最近では感覚が敏感になっている。風で運ばれてくる花の匂いで季節を感じ、サクラが用意する食事にも季節の趣を感じる。

「じゃ、顔…見に来ただけだから、帰るってばよ。元気そうで、安心した」

ナルトの言葉を聞いたサスケは、ふいに寂しい気持ちに襲われる。
彼の帰る場所は、ここではない。
もう別にあって、それをナルトも大切にしているのだ。それを察してしまうから、サスケは軽く頷いた。

「またな、ナルト」
「おう!また…来るってばよ」

サスケには見えていないだろうが、ナルトはニコリと笑った。
彼も口元に笑みを浮かべて、光のない黒い瞳をナルトに向ける。

「今年の冬は……寒くなりそうだな」

サスケの独り言に近い科白を聞いたナルトは、くっと唇を噛み締めて立ち上がった。
静かに襖を閉めて、無意識の溜息。
門扉をくぐると、壁に凭れた人物を確認する。

「シカマル、待たせて悪かったってばよ」
「別に構わねえよ……サスケは?」

ナルトは力なく首を横に振る。

「前より…痩せてた気がする。でも、サクラちゃんの手作り料理食ってんだから、すぐに元気でるってばよ」

無理やり笑ったナルトの頭に、ふわりと乗せられる優しい掌。

「バカ…無理に笑うな」
「……うん」
 
俯いたナルトの肩が震える。きっと、彼の頬を伝っているだろう涙を予測したシカマルは、ぐいっとナルトの身体を抱き寄せる。

「帰ろうぜ…」
「………うん」

肩口に顔をうずめたナルトが頷く。金色の髪を撫ぜられながら、潤んだ瞼にキスを落とした。

もうすぐ、冬がやってくる。
冷たい風が吹き抜けて震えた身体を、シカマルはもう一度抱きしめた。

おわり

いろいろカタがついて、サスケが余生を木の葉で静かに送ってる…という寂しい話(>_<)
でも、やっぱりシカナルなんだな(笑)

now time 2:36

拍手[0回]

また、舞い戻ってきましたよね(T_T)
まじ、泣きたい。
そして、疲労がたまる。この温度差がいけないんだと、気候を責めてみる。
9月の中頃くらいから、涼しくなるってお天気お姉さんが言ってましたよ~。ほんとかな。

次回更新は、しののさまからのリクエストをアップさせる事かな?
昨夜は疲労の為に、ものすっごく早くに就寝してしまいました…
サービス業のRUIは、明日めっちゃ忙しいのですよ。愚痴ってもしょうがないのですが(笑)
ダラダラしちゃってます(-"-)

なので、SSなど。シカナルで~す\(^o^)/


「我儘」

「…眠てえぇ」

呟くと、身体を預けているシカマルから「寝ればいいだろ?」と返って来た。ベッドヘッドを背もたれにして読書中のシカマルに寄り添うようにして、座っている。だらしなくシカマルに寄りかかっているが、彼は何の文句も言わない。重たいとも、うっとうしいとも。
半分寝ているようなものだ。特に会話をする訳でもなく、ただぼうっとしているだけなのだから。シカマルが本に夢中な事にも何も思わない。
いつもなら、構ってほしいオーラを出してみるのだが、それすらも何故だか億劫に感じてしまって。そんなナルトの様子にシカマルも気が付いているのだろう。

「眠てえなら、寝ろって。 疲れてんだろ?」
「ん~…そうなんだけどよ」

ぽんぽんと髪を撫ぜられる。そのテンポがひどく心地よい。

「疲れてんじゃねえのか?」

シカマルの声色に心配が隠れている。
それがなんだか嬉しくて、ナルトはくすりと笑ってしまった。

「おい、笑ってんじゃねえよ」
「だって、嬉しいんだってばよ。シカマルに心配されっと」

回復力とか体力とか、人よりは良い方だと思っている。だけれど、たまにひどく倦怠感に襲われる時があるのだ。

「なんだ~?それは」
「オレの事好きだから、心配してくれるんじゃねえの?それって、嬉しいじゃん」
「……バカ」

確かに興味のない人間や、嫌いな奴の心配などはしないだろう。家族同様に、否それ以上に特別な存在であるから、余計に気にかけてしまう事もある。シカマルはナルトに心の中を見透かされた気持ちになって、本をパタンと閉じた。

「どうしたんだってばよ?……シカマル?」

それを不思議に思ったナルトが顔を上げると、シカマルが眉をひそめた。

「どうもしねえよ」
「そうなんだってば…?」
「ああ。お前…疲れてんじゃねえのか。もう寝ろって」
「シカマル、優しいってばよ」
「俺はいつも優しいオトコだっての!」

ぐいっと肩を抱き寄せられた。そのまま、長い腕に抱かれてナルトは目を閉じる。

「…あったけえ」

疲れているのは身体でなくて、心だったのではないだろうか?
ふと、そんな考えが頭をよぎる。

「シカマル」
「ん?」
「好きだってばよ?」
「分かってるから………お前は、寝ろって」
「なんか寝るの、勿体ねえもん。せっかくシカマルと二人なのにさ」

シカマルがふうっと息を吐く。

「別に、一緒に居るのが今日で最後な訳じゃねえだろ?」
「うん…」
 
それは分かっているけれど。
今感じている心地よさをもっと感じていたいのだ。
きっと、そんな自分はとても我儘で。

「ナルト」
 
名前を呼ばれて、じっとシカマルを見つめる。

「お前の事…好きだから。 安心して寝ろ」

少し照れくさそうに、ぶっきらぼうな口調でそう言ったシカマルが優しいキスをくれる。
うっとりと目を閉じたナルトは、シカマルの優しさを受け取りながらぎゅっと彼抱きついた。

「起きた時も、居てくれるってば?」
「まだ、読みかけだからな。この本……」

ナルトはへへっと笑うと、シカマルの膝に頬をくっつけた。
その金色の髪を、ゆっくりと撫ぜるシカマルの掌が気持ちよくて……

「おやすみ」

シカマルの声が耳に届いた時には、ナルトはもう夢の中に落ちている。くてんとしたナルトの身体をベッドに寝かせたシカマルは、くすりと笑いながら、やっぱり金色の髪を指先に絡めた。

「…ったく。 無理ばっかして、心配かけんじゃねえよ」

時々、情緒不安定になるナルトが無理をして疲れている姿をみるのが辛い。それを言葉にできないから、余計に辛い。自分と言う存在が彼の助けになればいいのだ。
可愛い我儘を口にする恋人の唇に、触れるだけの口づけを落とした。

おわり


心が疲れてると、身体も疲れちゃいますよね。疲労感いつもの倍!!みたいな?
こんなシカナルですが、皆様の癒しになればいいなぁ(…なんてね~(^^ゞ)

now time 22:28




拍手[0回]

Copyright(c)  crazy moon  All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]
Admin ★ Write ★ Res
カレンダー
03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
最新TB
プロフィール
HN:
RUI
性別:
非公開
自己紹介:
のんびり、まったりな更新記録になりそうです…
バーコード
ブログ内検索
最古記事
カウンター
アクセス解析